全カード公開は来週明けかと思っていたのですが金曜の内に公開されていました。
カードギャラリーのトップには5枚のカードを追加と書いてありますが5枚どころの騒ぎじゃないですよね。
まあいつも通りコモンの初見の感想を書いていきたいと思います。

《ラゴンナ団の先駆者(JOU)》
+1/+1カウンターが乗るタイプの英雄的としては最も軽いですが、0/4からスタートするのでこの能力による強化だけだと殴りに行けるまでにだいぶかかりますね。高タフネスという除去耐性は評価できるので、赤に多いパワー寄りの強化と合わせてみるのは手か。

《オレスコスの速爪(JOU)》
《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek(GTC)》がいる内はほぼ出番が無いでしょうが、ポテンシャルはあるので次のブロックが登場してからに期待。

《石識の防衛者(JOU)》
能力にほとんど期待できないので、さすがに他の熊を優先でしょうか。

《警備隊の鷲(JOU)》
《急降下するグリフィン/Diving Griffin(8ED)》と比較すれば妥当な性能です。警戒を活かせるサイズではないのであまり使わないかと思いますが。

《収穫守りのアルセイド(JOU)》
星座で事前にダメージ軽減です。ソーサリー・タイミングでの軽減になることが多いのですが、何度も誘発させやすいので意外と場を支配するかもしれないですね。とりあえずサイズが3マナ2/3と悪くないのが偉いところ。
この星座持ちニンフのサイクルは、コモンとアンコモンにまたがったサイクルとなっています。

《アクロスの猛犬(JOU)》
昔なら3マナで登場したかもしれませんが、最近はタッパーの性能を落としたいようなので仕方ないですね。《エファラの管理人/Ephara’s Warden(THS)》よりはまだマシですか。
いわゆるタッパーが環境にほとんどいないとは言え、コモン構築ではさすがに使わないか。

《補給線の鶴(JOU)》
単体でも5マナ3/5飛行として使えるのでまあまあでしょうか。英雄的などとかみ合わないことなども含め、どういうデッキで使うのかあまりイメージが湧きませんが。
ところで鶴ってギリシャ神話と何か関係が?

《常命の者の強情(JOU)》
エンチャント破壊にもなる強化オーラですね。アドバンテージは得られない上にエンチャント破壊としては回りくどいのが難点。一応無駄になりにくいのは評価できる点。

《アジャニの存在(JOU)》
単体で《定命の者の決意/Mortal’s Resolve(BNG)》より強いですし、期待できるカードかと思います。
マナ・コストが(C)、奮励のコスト増加が(2)(C)のインスタントがサイクルであるようですね。

《抑圧的な光線(JOU)》
3マナは結構払いづらいので、速いデッキで使う分には軽い《拘引/Arrest(SOM)》として十分機能しそうです。

《ニクスの武装(JOU)》
コモンではあまり多くない二段攻撃付与なので貴重ではありますが、何につけるかっていうのが問題ではありますね。良い相方が見つけられればチャンスありといったところです。強化しやすい英雄的クリーチャーは、フレーバー上絶対にエンチャントではないのが残念。
非エンチャントであるクリーチャーに対する疑似除去としては、ブロッカー除去にならないのでそんなに使い勝手はよくなさそうです。

《活力の泉(JOU)》
効果としては《天使の慈悲/Angel’s Mercy(M13)》。コストを分割払いできる分、合計コストは少し重いという順当なバランスです。サイクルになっていますが、白のこれはやや地味か。


《トリトンの岸忍び(JOU)》
確実に攻撃が通りますが、クロックとしては弱いので何らかの強化手段が欲しいところ。

《印章持ちのヒトデ(JOU)》
以前も見ましたが、《前兆語り/Omenspeaker(THS)》とかぶり気味なので何度も能力を起動できそうなデッキで使いたいですね。

《戦争翼のセイレーン(JOU)》
使い勝手としては《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》に近いでしょうか。色拘束が少ないので使いやすそうですね。
+1/+1カウンターを乗せるタイプの英雄的クリーチャーは今まで緑と白のみでしたが、今回はサイクルとして全色に登場しています。

《擬態するセイレーン(JOU)》
《噛みつきドレイク/Snapping Drake(M10)》に瞬速がついて純粋に強化されました。青いビートダウンを作れるなら悪くないですね。

《タッサの貪り食い(JOU)》
かなり固いのでライブラリー破壊デッキで使うブロッカーとしては悪くないかもしれません。モダンまでカードプールを広げれば、ライブラリー破壊関連のエンチャントも多いです。

《神狩りの大ダコ(JOU)》
別にサイズ的に強いわけではないですね。制限自体はたいしてきつくないのでリミテッドで使う分には問題無さそうですが、コモン構築では使わないでしょうね。

《空中隊形(JOU)》
《アジャニの存在》よりややアグレッシブな性能。修整もつきますし何かのデッキで使うことがあるかも。

《傲慢(JOU)》
どちらかと言うと自分のクリーチャー保護目的にデザインされている感じ。英雄的デッキなどで使うことがあるかもしれないですね。

《撤回命令(JOU)》
ライブラリー破壊デッキが組めるなら候補になるかもしれないです。昔《妄想の誘導/Induce Paranoia(RAV)》なら使ったことがありますし。

《鷲の飛翔(JOU)》
《地平の識者/Horizon Scholar(THS)》をちょっと変形したようなそんなカードですね。重いですが戦力としてはパワー4増えるので意外と悪くないかもしれませんね。

《大地への縫い止め(JOU)》
《平和な心/Pacifism(M14)》ほどの効果が無いのですが、青の疑似除去としては軽いしそれなりでしょうか。

《運命の泉(JOU)》
《急使の薬包/Courier’s Capsule(ALA)》と使い勝手としてはほぼ変わらないですね。悪くないドローだと思います。
カード・タイプ以外全部同じかと思ったら《急使の薬包》はタップが必要だったのでした。滅多に差は出ませんが。


《ファリカに選ばれしもの(JOU)》
《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》です。まあ普通にブロッカーですね。

《血に狂った重装歩兵(JOU)》
+1/+1カウンターを取り除く能力がなかなか面白いですね。どんな相手にも効くような効果ではないですが、コスト、サイズも悪くないので黒の殴るデッキの選択肢になりえます。黒だけでは英雄的が活かしにくいのが難点か。

《蘇りし歓楽者(JOU)》
墓地肥やし兼ブロッカー。やや地味ですが、《回帰の泉(JOU)》などにより、コモンスタンダードでも墓地を増やすメリットは増えてきてる気がするので利用価値はあるかもしれません。

《厳かな守護者(JOU)》
堅いです。コモン構築の黒コントロールで《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》までつなぐブロッカーとして良さそうです。

《腐敗した大男(JOU)》
これでもかと言うくらい高タフネスクリーチャーが続きますね。これに限らず最近は地上ブロッカーも性能が上がってますので、殴るデッキは回避能力など意識していかないと辛いかもしれません。

《戦慄運びのランパード(JOU)》
重さと除去耐性の低さが気になるところ。機能すればかなりのダメージを稼ぎそうなのは確か。

《残忍な食餌(JOU)》
黒なので仕方ないですが、強化性能も付与する能力も地味なので、単色で英雄的をどんどん使いたいとかそういう場合でもない限り使わないと思います。

《夢の饗宴(JOU)》
環境柄それなりに除去できる気もするのですが、さすがにサイドボード止まりの方が無難か。

《闇への投入(JOU)》
《平和な心/Pacifism(M14)》には基本的に劣るもののブロッカー除去としては確実で、アタッカー封じとしても一定の働きはします。黒の除去が弱くなっている現在のコモン環境ではこういうのもアリかと。場に残りやすいので信心に貢献するのも環境柄利点ですね。

《ゴルゴンの血(JOU)》
+1/+3と接死って、性能的には防御寄りのオーラですよね。どういうデッキで使えばいいのかあまりイメージが湧きませんが、とりあえず先制攻撃やトランプルとは相性がいいですかね。

《ニクスの注入(JOU)》
コンセプト的には《ニクスの武装(JOU)》と同じ。除去として使う際の性能はこちらの方がいいですか。これも、自分のクリーチャーにつけるなら何を相方にするかが問題ですね。

《回帰の泉(JOU)》
かなり重いのですが、得られるアドバンテージ量がすごいので何らかのデッキで使う可能性は十分あります。《オーラ術師/Auramancer(M14)》などと組んでの循環も狙えます。


神々の軍勢はあまりぱっとしたカードが多くなかった印象でしたが、今回は使ってみたいと思うカードが多かったです。
ビートダウンにもコントロールにもカードが用意されてるので、多くのデッキに変化があるのではないかなと。

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