一昨日時点の話ですがもう神々の軍勢の全カードが公開されています。
早いなあと思っていたらプレリリースはもう来週なのでした。
いつものコモン構築用カード感想を。

《忠実なペガサス》
結局攻撃できるのは3ターン目以降になるでしょうし、わざわざ使わないと思いますね。現環境に《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus(M12)》がいないのがまだ救い。

《ニクス生まれの盾の仲間》
これ使うくらいなら《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》を使いたくなると思います。授与時の1マナの差などが活きるケースがあるかどうか…。

《アクロスの空護衛》
ミニ《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》。ダブルシンボルでない分使いやすいのが嬉しいので英雄的を狙うデッキでは良いカードかと。

《オレスコスの太陽導き》
既に感想述べてますが、完全に“無いよりはマシ”レベルの能力なので普通は別の熊を使うと思います。

《散兵の精鋭》
《波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton(THS)》に似てると見せかけて割りと真逆の性能です。英雄的の効果が単発的ですし使いづらそう。アタッカー寄りなのではまると強いのかもしれませんけど。

《大アカシカ》
ただのバニラです。クリーチャー・タイプも有効利用できないものなので残念ですね。

《グリフィンの夢掴み》
サイズに難ありですが、テーロス環境でエンチャントサポートの能力を持ってしまうと仕方ない所かもしれませんね。少なくとも《オーラ術師/Auramancer(M14)》現役の間に出番があるとは思えません。

《定命の者の熱意》
修整値がささやかなので使いにくくはありますね。

《くぎ付け》
そんなに軽減する必要があるか? と思いますが汎用性のある《濃霧/Fog(M14)》だと思えばいいのかもしれない。

《存在の破棄》
再録物。よくよく考えると《古代への衰退/Fade into Antiquity(THS)》より軽いんですよね。便利なカードだと思います。

《剥離》
《復讐/Vengeance(9E)》が追放になりました。コモン構築的には重いですが白なら使うこともあるのかもしれません。

《エファラの輝き》
神啓で強いカードがあればワンチャンスと一瞬思いましたがこの手のタップ能力付与オーラがサイクルで出てたと思うので、どちらにしろこれは使わないように思えます。


《深海の催眠術師》
ブロッカーのパワーが下がることで、再度攻撃しやすい→神啓を再度誘発させやすい…などと考えると無くは無いですが、まあひたすら地味ですね。

《ニクス生まれのトリトン》
リミテッドではともかく、コモン構築でこれ使うなら絶対《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》を優先しますよね。

《潮流の合唱者》
占術1だけ? と思ってしまいます。まあ元が4マナ3/2飛行でリミテッド的に及第点なのでこんなものなのかもしれませんが。

《反乱潮の海蛇》
海蛇としてはサイズが小さめですし軽めです。テーロスにあったキャントリップ・オーラの出番ですね。

《スフィンクスの信奉者》
回避能力がある神啓クリーチャーなのでその点は使いやすいのですが、重さがネック。動き出すとかなり面白そうなのですが…。

《撤回のらせん》
制限付きの軽いブーメランということですね。神啓のためにクリーチャーをタップする手段としては単発であるのが辛いですね。単体で機能するカードではないですし。

《保護色》
白っぽいカードですが、青の「ブロックされない」系カードの流れを汲んだカードなのでしょうね。ブロック時にも機能したりアンタップ効果がついていたりと何かと応用が効くのが嬉しい。リミテッド向きではありますが。

《無効化》
ダブルシンボルですが環境柄そんなに悪くないと思います。

《突然の嵐》
《霜のブレス/Frost Breath(M14)》の1マナ重い占術版。《霜のブレス》の方も環境に存在するので、使うなら軽さを取るか占術を取るかデッキ・タイプで判断ですね。

《予言》
いつものカードなので特には。ブロックごとに《予言》と《霊感/Inspiration(RTR)》を交互に再録させていくプランなんでしょうか。

《一過性の知力》
同サイクルの白は使わないだろうと書きましたが、こっちもこっちで使う気がしないですね。環境次第では墓地利用などに貢献する可能性があるのがまだ救いですが。

《層雲歩み》
キャントリップ付きで英雄的の誘発材料になり、状況次第で回避能力付与、相手のブロック阻止などいろいろ使えるのでその手のデッキでは面白いかもしれません。


《悪魔の皮の喧嘩屋》
デメリットは作用したとしてもブロック不可だけなのでそうれほど痛くはないでしょう。とは言えウイニーとしてこれを使う積極的な理由も無いのが実状。

《ニクス生まれの幻霊》
サイズ(=修整値)に対し授与コストが重すぎるのが残念なところ。2マナ2/1という性能は普通なので、案外黒ウイニーみたいなデッキに入れておくと授与の汎用性の高さなどから意外と使いやすいかもしれないとは思ったりします。
でも色を無視して《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》と性能を比べるとがっかりしますね。
ああそう言えば、結局幻霊は特にサイクルとかなんだではない様ですね。

《ティマレットの召使い》
再生持ちなので、ブロッカーとして立たせておくだけでも神啓を狙いやすく、また相手の攻撃を牽制しやすいです。再生コスト自体は重いですからコモン構築環境に耐えるかと言うと微妙ですが。

《見捨てられし流れ者》
死亡時のライブラリー破壊は自分のライブラリー専用です。墓地利用できないとデメリット付き《巨大ゴキブリ/Giant Cockloach(9E)》でしかないので、現環境では厳しめ。まあデメリットとしてもそう痛くない部類ですが。

《モーギスの戦詠唱者》
殴り始めればあとは自分に威嚇を付けることで攻撃を継続しやすいのですが、初回の攻撃では威嚇がつかないのでそこをどうするか。5マナ3/3は大して強いわけではないのでわざわざ使うほどでもないか。

《湿原霧のタイタン》
黒だと5マナ4/5とかでも強いですし、デッキを選べば結構機能するんじゃないかと思えます。モダンなどならダブルシンボルのパーマネントの選択肢なども多く、期待したくなります。

《目抉り》
いつもの1マナ-1/-1系除去です。オマケのサイクロプスへの追加効果は、サイクロプスが巨人と違って少数部族ゆえにほぼ無いものと思ってよいです。モダンでは多相もいますがそれも使用頻度で言えば無いようなものですし。

《屍噛み》
再録物。前環境でもあまり使った記憶は無いです。

《窒息死》
条件は一見緩そうに見えて、攻められてる時に使いづらい除去なので相手を選ぶ気がします。勝ってる時に強くて、負けてる時に弱いカードっていうやつです。
って言うかよく考えれば《殺害/Murder(M13)》の下位互換。

《エレボスの催促》
サイクル中ではまともな部類なので神啓狙いで使うなら選択肢になるかもですね。

《忌まわしい変身》
性能としては妥当なところでしょう。使うほどかっていうと微妙。

《死の国の重み》
《死の重み/Dead Weight(ISD)》でこの手のカードの強さが見直され始めたのかと思ったらこれです。テーマ上、相手につけるタイプのオーラは弱くしたいとかいろいろあるのかもしれませんね。


いろいろ書いたものの、目を見張るほどのカードは少なく、地味な印象。
使うかもと思ったカードも、正直どうか分かりません。リミテッドで便利に見えるから良さそうに見えるだけかも。
次回は赤と緑を。

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