コモン構築でのテーロス:緑と無色
2013年9月18日 MTG:コモン構築での新セット最終回の今日は緑とアーティファクト、土地です。
《菅草の蠍》
軽い接死持ちは腐りにくいのでそれはそれで良いのですが、緑は軽量接死として《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse(M14)》などを擁しているので、あえてこれを使うかと言うと微妙。
《サテュロスの享楽者》
2マナ加速できることは確かなので、何かしら使い道はあるかもしれない。
《旅するサテュロス》
《緑側の見張り/Greenside Watcher(GTC)》と違い攻撃には向きませんが、能力は上位版。《電謀/Electrickery(RTR)》に巻き込まれないマナ・クリーチャーとしてそれなりに使い道はあるのでは。
《葉冠のドライアド》
本来のコストも授与も重くないので、単純に熊ないし+2/+2修整オーラとして使える範囲かと思います。
《彼方の工作員》
3マナ3/2という安定戦力に加えてブロックされなくなります。起動コストは重いので、序盤は普通に殴り、終盤以降余裕が出て(あるいは膠着して)からの運用になるでしょうか。
《ネシアンの狩猟者》
未来予知に逆再録されていたバニラです。3~4マナ域に多いタフネス4ブロッカーに止められやすいので次期環境では《ルートワラ/Rootwalla(M14)》の方が使いやすそうには思います。
《信条の戦士》
1回英雄的を誘発させれば4/4なので十分な性能。ただ、《轟くベイロス/Rumbling Baloth((M14))》がダブルシンボルとは言え4マナ4/4である以上、それ以上を狙わないと不安定さが目につくところ。
《ナイレアの信奉者》
ときどきすごい点数のライフを得るかもしれませんが、4マナ3/3の実質バニラなのであまり使いたくないですね。
《ネシアンのアスプ》
怪物化しなくても5マナ4/5と安定した力があるので悪くありません。所持能力が到達という防御用の能力なのは残念ではありますが。
《フィーリーズ団のケンタウルス》
《レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk(7E)》がさらに堅くなりました。白(《包囲マストドン/Siege Mastodon(M14)》)とはさらに差がついたことになります。このマナ域としてはパワーが低すぎて使いづらいですが。
《巨体の狐》
《最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax(SOM)》や《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(UL)》の上位互換として、コモンの範囲では強力なファッティ。マナ基盤を調整すれば出せないレベルの重さではないので、使ってみても面白い。
《拠点防衛》
あまり使わないと思いますが、プレイヤーへのダメージを抑えつつ、ブロックで倒せる分は倒しておく、というのができるので《濃霧/Fog(M14)》よりはいいですね。
《蛮族の血気》
単色になった《ジェラードの命令/Gerrard’s Command(PS)》といったところですね。《力の噴出/Burst of Strength(GTC)》の方が軽いし+1/+1が残るので総合的には便利ですが、そのターンのみとは言え+2/+2なのは利点。
…とか思っていたら、これラヴニカへの回帰からの再録だったんですね。アンコモンだったのか。
《切り裂く風》
3マナでダメージ依存になりました。《翼わな/Wing Snare(7E)》時代ならともかく、《垂直落下/Plummet(M14)》標準の今これは意味不明。《悪意に満ちた影/Spiteful Shadows(DKA)》が環境に残っていればまだ良かった。
《神々との融和》
キーとなるクリーチャーやエンチャントがあるデッキなら使う価値はあると思います。あるいは墓地利用系。
《古代への衰退》
《帰化/Naturalize(M14)》の亜種です。3マナソーサリーの代わりに追放。次期コモン環境ではあまりエンチャントやアーティファクトを墓地から回収するカードが無いので、コスト増し、ソーサリー化のデメリットの方が大きいです。モダンなどに環境を移せば変わる可能性あり。
《食餌の時間》
相手のクリーチャーが格闘で倒せれば3点回復(相討ち可)。まあ《捕食/Prey Upon(ISD)》が落ちるため、格闘系除去を使いたくて、不安定な《突然変異の捕食/Mutant’s Prey(DGM)》や重い《弱者狩り/Hunt the Weak(M14)》を嫌うなら…と思ったが、それでも《闘技/Pit Fight(GTC)》があったか。
まあ環境柄、格闘系呪文は英雄的を誘発させられる除去という珍しい特性を持ちますので、何らかの形で有効利用できるかもしれませんね。実際《信条の戦士》と相性が良いです。
《残忍な発動》
+2/+2のインスタントメント。コンバット・トリックや火力への対策にもなるので何かと便利。
《ナイレアの存在》
マナ安定用として考えると、重い分《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》の劣化に近いです。一応土地タイプ参照カードと合わせることができますが、有用なものが環境にあるかと言うと微妙ですね。せいぜい土地渡りくらいか。
《青銅の黒貂》
2/1バニラです。クリーチャー・タイプ的にも特にセールスポイントが無いので使うことは無いでしょう。ところでなぜか「黒貂」などというクリーチャー・タイプを新設。後続エキスパンションで増えるのか。
《乳白色の一角獣》
普通に《小走り犬/Scuttlemutt(SHM)》の下位互換です。1/2では戦力としてもカウントしづらいですし、マナ加速なら緑以外でも導き石などが使える環境なので、3色以上など特殊なデッキでも無ければつらいか。
《メレティスの守護者》
3マナ0/6防衛。《氷河の壁/Wall of Glaciers(7E)》が《ブラストダーム/Blastoderm(NE)》を止めたように仮想敵がいるならありなんですが、基本的にはパワー0って低タフネスクリーチャーの攻撃すら抑止してくれないのであまり使えません。
《速羽根のサンダル》
若干重いのと修整がかからない地味さが何とも。強い場面もあるかもしれませんがあまり魅かれないです。まあ、飛行の少ない赤や緑で可能性があるにはある、という程度ですね。
《旅行者の護符》
再録物。どちらかと言うとラヴニカへの回帰ブロック(ギルド門)落ち後に期待という感じですが、デッキ圧縮なども兼ねるので使うこともあるかもしれませんね。
《未知の岸》
《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》です。《ゆらめく岩屋》がM14でアンコモン化していたので、こうして出てきてくれるとコモン環境も安心ですね。まあ今は当然ギルド門の方が優先順位が高いわけですが。
緑のクリーチャーは、何と言うか「普通」レベルのカードが多いですが、
大型クリーチャーの性能が更に上がってきているので、そちらに注目してみたいですね。
小型では、単純に熊以上の性能を誇る《葉冠のドライアド》が便利そうです。
アーティファクトや土地は、事実上再録である《旅行者の護符》と《未知の岸》は使う可能性がありますが、他はちょっと。
《菅草の蠍》
軽い接死持ちは腐りにくいのでそれはそれで良いのですが、緑は軽量接死として《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse(M14)》などを擁しているので、あえてこれを使うかと言うと微妙。
《サテュロスの享楽者》
2マナ加速できることは確かなので、何かしら使い道はあるかもしれない。
《旅するサテュロス》
《緑側の見張り/Greenside Watcher(GTC)》と違い攻撃には向きませんが、能力は上位版。《電謀/Electrickery(RTR)》に巻き込まれないマナ・クリーチャーとしてそれなりに使い道はあるのでは。
《葉冠のドライアド》
本来のコストも授与も重くないので、単純に熊ないし+2/+2修整オーラとして使える範囲かと思います。
《彼方の工作員》
3マナ3/2という安定戦力に加えてブロックされなくなります。起動コストは重いので、序盤は普通に殴り、終盤以降余裕が出て(あるいは膠着して)からの運用になるでしょうか。
《ネシアンの狩猟者》
未来予知に逆再録されていたバニラです。3~4マナ域に多いタフネス4ブロッカーに止められやすいので次期環境では《ルートワラ/Rootwalla(M14)》の方が使いやすそうには思います。
《信条の戦士》
1回英雄的を誘発させれば4/4なので十分な性能。ただ、《轟くベイロス/Rumbling Baloth((M14))》がダブルシンボルとは言え4マナ4/4である以上、それ以上を狙わないと不安定さが目につくところ。
《ナイレアの信奉者》
ときどきすごい点数のライフを得るかもしれませんが、4マナ3/3の実質バニラなのであまり使いたくないですね。
《ネシアンのアスプ》
怪物化しなくても5マナ4/5と安定した力があるので悪くありません。所持能力が到達という防御用の能力なのは残念ではありますが。
《フィーリーズ団のケンタウルス》
《レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk(7E)》がさらに堅くなりました。白(《包囲マストドン/Siege Mastodon(M14)》)とはさらに差がついたことになります。このマナ域としてはパワーが低すぎて使いづらいですが。
《巨体の狐》
《最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax(SOM)》や《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(UL)》の上位互換として、コモンの範囲では強力なファッティ。マナ基盤を調整すれば出せないレベルの重さではないので、使ってみても面白い。
《拠点防衛》
あまり使わないと思いますが、プレイヤーへのダメージを抑えつつ、ブロックで倒せる分は倒しておく、というのができるので《濃霧/Fog(M14)》よりはいいですね。
《蛮族の血気》
単色になった《ジェラードの命令/Gerrard’s Command(PS)》といったところですね。《力の噴出/Burst of Strength(GTC)》の方が軽いし+1/+1が残るので総合的には便利ですが、そのターンのみとは言え+2/+2なのは利点。
…とか思っていたら、これラヴニカへの回帰からの再録だったんですね。アンコモンだったのか。
《切り裂く風》
3マナでダメージ依存になりました。《翼わな/Wing Snare(7E)》時代ならともかく、《垂直落下/Plummet(M14)》標準の今これは意味不明。《悪意に満ちた影/Spiteful Shadows(DKA)》が環境に残っていればまだ良かった。
《神々との融和》
キーとなるクリーチャーやエンチャントがあるデッキなら使う価値はあると思います。あるいは墓地利用系。
《古代への衰退》
《帰化/Naturalize(M14)》の亜種です。3マナソーサリーの代わりに追放。次期コモン環境ではあまりエンチャントやアーティファクトを墓地から回収するカードが無いので、コスト増し、ソーサリー化のデメリットの方が大きいです。モダンなどに環境を移せば変わる可能性あり。
《食餌の時間》
相手のクリーチャーが格闘で倒せれば3点回復(相討ち可)。まあ《捕食/Prey Upon(ISD)》が落ちるため、格闘系除去を使いたくて、不安定な《突然変異の捕食/Mutant’s Prey(DGM)》や重い《弱者狩り/Hunt the Weak(M14)》を嫌うなら…と思ったが、それでも《闘技/Pit Fight(GTC)》があったか。
まあ環境柄、格闘系呪文は英雄的を誘発させられる除去という珍しい特性を持ちますので、何らかの形で有効利用できるかもしれませんね。実際《信条の戦士》と相性が良いです。
《残忍な発動》
+2/+2のインスタントメント。コンバット・トリックや火力への対策にもなるので何かと便利。
《ナイレアの存在》
マナ安定用として考えると、重い分《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》の劣化に近いです。一応土地タイプ参照カードと合わせることができますが、有用なものが環境にあるかと言うと微妙ですね。せいぜい土地渡りくらいか。
《青銅の黒貂》
2/1バニラです。クリーチャー・タイプ的にも特にセールスポイントが無いので使うことは無いでしょう。ところでなぜか「黒貂」などというクリーチャー・タイプを新設。後続エキスパンションで増えるのか。
《乳白色の一角獣》
普通に《小走り犬/Scuttlemutt(SHM)》の下位互換です。1/2では戦力としてもカウントしづらいですし、マナ加速なら緑以外でも導き石などが使える環境なので、3色以上など特殊なデッキでも無ければつらいか。
《メレティスの守護者》
3マナ0/6防衛。《氷河の壁/Wall of Glaciers(7E)》が《ブラストダーム/Blastoderm(NE)》を止めたように仮想敵がいるならありなんですが、基本的にはパワー0って低タフネスクリーチャーの攻撃すら抑止してくれないのであまり使えません。
《速羽根のサンダル》
若干重いのと修整がかからない地味さが何とも。強い場面もあるかもしれませんがあまり魅かれないです。まあ、飛行の少ない赤や緑で可能性があるにはある、という程度ですね。
《旅行者の護符》
再録物。どちらかと言うとラヴニカへの回帰ブロック(ギルド門)落ち後に期待という感じですが、デッキ圧縮なども兼ねるので使うこともあるかもしれませんね。
《未知の岸》
《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》です。《ゆらめく岩屋》がM14でアンコモン化していたので、こうして出てきてくれるとコモン環境も安心ですね。まあ今は当然ギルド門の方が優先順位が高いわけですが。
緑のクリーチャーは、何と言うか「普通」レベルのカードが多いですが、
大型クリーチャーの性能が更に上がってきているので、そちらに注目してみたいですね。
小型では、単純に熊以上の性能を誇る《葉冠のドライアド》が便利そうです。
アーティファクトや土地は、事実上再録である《旅行者の護符》と《未知の岸》は使う可能性がありますが、他はちょっと。
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