引き続き、今のコモン環境にどんなカードがあるのか把握するための自分用まとめです。
先日で基本セット2012が終わりましたので、今回からはミラディンの傷跡ブロックを。
普段ならエキスパンションごとに見るところですが、ミラディンの傷跡ブロックはすでに全部出ていますし、
ブロックまとめて、色ごとに見ていこうかと思います。
まずは白。32種類ですね。

《使徒の祝福》
ファイレクシア・マナの呪文なので、実際にはどの色でも使用できます。
よくあるプロテクション付加呪文ですが、対象やプロテクションの性質にアーティファクトを選べるカードは少ないので差別化はできている感じです。

《献身的な補充兵》
アーティファクトを3つ並べる頃にようやく3/3ということですが。うーむ。使ってみないといまいち感覚がつかめないですね。印象としてはあまり強そうではないですが。

《拘引》
ミラディン世界はこのカードが好きなようです。現環境で需要があるかどうかまでは見きれていませんが、まあシステムクリーチャーも止められるのは白にとって貴重ですね。

《オーリオックの太陽追い》
《献身的な補充兵》と方向性は同じで、金属術時に飛行がつきます。より金属術への依存度が高くなったと言えます。

《消失の命令》
いろいろ対処できるのはいいですが、重すぎやしないかと。ライブラリー上への除去ですし。

《神への捧げ物》
再録物。アーティファクトが強い環境なら選択肢として十分あり得ます。もっとも、得られるライフ自体は大したものではなさそうですか。

《強制された崇拝》
戻すためのコストが重いですが、《手かせ》と比べると使いやすいように思えますね。どちらかと言うと防御寄りのデッキでの時間稼ぎ手段。

《大あわての回収》
効果としては《足の底の饗宴》のアーティファクト回収版ですね。重いですが、効果を発揮するのは中盤以降でしょうからそれほどは困らないのではないかなと。使うデッキがあるかどうかは現状分かりませんが。

《燦爛たる放心》
装備品をはずす効果ってそれほど必要無いんですよね。あればときどきはまる場面があるのは確かですが。

《ガルマの保護者》
金属術で2/4から4/6へ。先の軽い金属術クリーチャーよりは、金属術への依存度が低かったり、これを出す前に金属術を達成しておきやすかったりして使いやすそうです。金属術前提であれば、殴るデッキでも使えなくはないかも。

《きらめく鷹》
一見コスト・パフォーマンスはいいですが、アーティファクトを出し直す手間、コストを考えるとそれほどでもないですね。特に白ウイニーのお供である装備品は、装備し直しまでありますので相性は最悪です。
戻して(出し直して)得するアーティファクトか0マナのアーティファクトが欲しいですね。《胆液の水源》、《マイコシンスの水源》、あとは蓄積カウンターが乗って出てきて、それを消費するタイプのアーティファクトなど。

《ケンバの空護衛》
《ありがたい老修道士》と違って飛行持ちですから、CIPがこれでもまあまあ使えそうには見えます。ただ、ライフ回復は感染デッキには無意味なのがネックで、しかも2/2飛行なら次に控えるカードがいますので。

《レオニンの空狩人》
そう、2/2ひこうならこれを使いますよね。これがいるため、大したギミックが無いなら《きらめく鷹》も使う意義が薄くなります。

《敗残のレオニン》
分かりきったことではありますが、感染持ちと感染なしクリーチャーは与えるダメージソースが完全に分離してしまうため、感染の有無はある程度揃える必要があります。その点で、感染が少ない白ではどうしても立場が弱いです。2マナ4/1相当なのは(攻撃が通るなら)強力ですが。

《ロクソドンの改宗者》
白の頭でっかちは、タフネス強化や軽減でのサポートがしやすいという意味では相性は良いですが。

《ロクソドンの非正規兵》
数を並べるデッキなら喊声は強いのだとは思いますが、どうも重さが気になります。

《ロクソドンの旅人》
デッキ・タイプ次第では使う場面もあるかもしれません。昔《角海亀》(正確には《川の水神》)を使ったこともありますので。

《主の呼び声》
金属術の補助も兼ねるため、《急報》より重くなっています。確かに金属術前提のデッキではこういうのが無いと厳しいかもしれないですね。

《磁器の軍団兵》
まずどの色でも使える2マナ3/1先制攻撃という時点で強いですよね。破壊されやすさは難点ですが、まあ問題無いでしょう。

《ノーンの僧侶》
《敗残のレオニン》よりブロッカー前提の能力であるため、攻撃してきた相手を弱体化させられるブロッカーとしての運用なら感染はそれなりに活きます。一応警戒があるので攻撃もできますが、まあ毒での勝利にさほど貢献はしないでしょう。

《倒れし者の記憶》
最近増えてきた、最大2つ選べるタイプの墓地回収です。強力かつどちらのモードの対象としても選べる《磁器の軍団兵》がいますので、対象に困ることは少ないかと。

《存在の破棄》
墓地回収カードが強ければ、そして戻されると困るカードが多いなら、という感じですね。

《回収の斥候》
戦力としては数えにくいですので能力前提になりそうですが、それだと《倒れし者の記憶》でよさそうな。

《主導権の奪取》
せっかく先制攻撃がつくのですが、パワーは1しか上がりません。白ならもう少し別のカードがありそうな。まあ、軽いのは良いことです。

《探知の接合者》
どちらがオマケか分かりませんが、とりあえず3/3と1/1が出ます。しかし付加する能力も地味な警戒ですし、あまり使いたいと思わないですね。

《金切り声の猛禽》
うーむ、重いしタフネスは3しか無いし。攻撃が通る前提なら一応4/3相当ですが。

《魂の受け流し》
どちらかと言うとリミテッド臭のするカード。

《太陽の槍のシカール》
ぜひパワーの上がる装備品を使いたいところ。素が2マナ2/2ですので弱くもないです。

《縫合の僧侶》
クリーチャーデッキ同士の対戦では結構なライフアドバンテージを得られそうです。《魂の管理人》と違い、攻撃要素もあるのは嬉しいところです。本人はほぼ殴れそうにありませんが。

《枝モズ》
一応パワー4相当です。攻撃が通りやすい感染クリーチャーなのでそれなりに強い気もするのですが、どうも使う気がしません。

《戦争報告》
《集い》的なカードです。まあ使わないでしょう。

《白の太陽の通過》
《鎮痛剤》です。5色分ありそうなカード名なのに白しか無かったのでがっかりした覚えがあります。


いつもの白という感じです。ウイニーは2マナに飛行や先制攻撃や装備品関連が揃っているので役者は揃っています。
クリーチャー除去はいまひとつ…。《強制された崇拝》はアタッカー除去としては良さそう。ブロッカー除去にはならない。
白の感染クリーチャーは4体。最大でもパワー2、かつ全体的に重めなので、飛行持ちとは言えわざわざ白の感染を使うことは無さそうですか。

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