しばらく放置状態でしたが、合間を見ながらまた書いていこうかなと。
明日からアラーラの断片がスタンダード入りということで、いつもの雑感を。
今回は、白、青、黒です。

《アクラサの従者/Akrasan Squire(ALA)》
役割的には《歴戦の歩兵/Infantry Veteran(9E)》に近いですね。2ターン目に自身が2/2で殴れたりもしますが、《歴戦の歩兵》ほどの柔軟性はありません。まあウイニーで使う1マナ域のクリーチャーとしてはそれなりですね。

《目明き階級の魔術師/Sighted-Caste Sorcerer(ALA)》
1/1賛美を被覆で守る意義があまり無いんですよね。何かで強化して殴るのがいいと思うんですが、亜神オーラで1色分の恩恵しか受けないのが微妙です。

《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(ALA)》
リミテッドで地上を固めながら賛美で支えるという分かりやすいカードですね。防衛クリーチャーの常として、コモン構築向きではありません。

《華麗なる突風乗り/Gustrider Exuberant(ALA)》
パワー5以上が全部飛ぶので、この系統の能力としては強い方です。ただ、パワー5以上を複数並べるという戦略自体が微妙ではあるので、評価自体は低めになりますね。

《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle(ALA)》
コンセプト的には《グレイブディガー/Gravedigger(10E)》系なんですが、2/3で飛行という単体での性能が嬉しいですね。アーティファクト・クリーチャーだけでなく、《急使の薬包/Courier’s Capsule(ALA)》やら《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》やらを戻せるため、かなり強いです。

《天空の先達/Welkin Guide(ALA)》
まあ場に出た時の効果は2マナくらいの価値がありそうなので、カードとしてはこれくらいですね。重さや場に残るクリーチャーの質的に、強いとは言い難いです。

《鋤引きの耕し獣/Yoked Plowbeast(ALA)》
場に出たらただの5/5であるクリーチャーを白が出すか、という疑問が。緑はこのコストで5/6到達なんですよね。

《魂の優雅さ/Soul’s Grace(ALA)》
例によって、という感じですね。このコストだと5点以上のライフを得たいんですが、それは実際難しいと思います。

《天使歌/Angelsong(ALA)》
白い《小休止/Lull(UZ)》。ようやく《聖なる日/Holy Day(10E)》もバリエーションが増えてきましたね、とだけコメントして次へ。

《圧倒する静寂/Resounding Silence(ALA)》
個人的にはこういうカード好きですが、使うと重いですね。当たり前ですが。《首のへし折り/Neck Snap(LRW)》よりはいいんじゃないかと勝手に思っていますが。

《破門/Excommunicate(ALA)》
白い《時の引き潮/Time Ebb(9E)》。なぜ色が移ってきたのかあまりよく分かっていなかったり。青よりは白ウイニーみたいなデッキの方が、こういう効果を生かしやすいようには思いますが、3マナソーサリーはやや重い印象も。

《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
1年で再録ですね。今後基本セットに入ってきたりもするかもしれません。評価としてはローウィン時と変わらず、コモン構築でどの程度、非クリーチャー・パーマネントを警戒する必要があるかってことですね。

《祓い士の薬包/Dispeller’s Capsule(ALA)》
重いですが《解呪/Disenchant(TSB)》。エスパー相手には重宝します。サイドボードくらいにはあると便利ではないかと。まあ亜神オーラとかもありますしね。

《大理石の杯/Marble Chalice(ALA)》
これまた例によって、という感じですが。


《垂れ流しの達人/Cathartic Adept(ALA)》
最近ライブラリー破壊クリーチャーが毎セット出てくるようになりましたね。ただ、かき集めてもライブラリー破壊デッキを組むのは難しいものがありますが。

《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor(ALA)》
純粋に強そうです。どちらかと言えばコモン・エクステンデッド向きですが、コモン・スタンダードでも悪くないと思います。多色連中のコストが減りにくいのが難点ですが。
話がそれますが、今回のエスパーのカード群が出たのを機に、シャドウムーア・ブロックのカカシなどにも目を向けてみるのもいいかもしれませんね。《小走り犬/Scuttlemutt(SHM)》とか。

《ジェスの監視人/Jhessian Lookout(ALA)》
まあ普通のクリーチャーです。と言うか、上位互換も複数存在するので、弱い部類に入りますが。

《ヴェクティスの口封じ/Vectis Silencers(ALA)》
《ツキノテブクロの変わり身/Moonglove Changeling(MOR)》に普通に劣っているため、あまり使う理由も無いと思います。

《カターリの金切り声上げ/Kathari Screecher(ALA)》
まあ順当ですね。この手のクリーチャーって2/1が多いのですが、2/2をキープしているのは偉いです。とは言え、蘇生を活かせるというカードでもなく、物足りなさはありますね。

《ジェスの先導/Outrider of Jhess(ALA)》
青だけあって弱めです。賛美を並べたければ白を使った方がいいでしょうね。

《雲荒れの原のドレイク/Cloudheath Drake(ALA)》
《用心深いドレイク/Vigilant Drake(7E)》をアンタップするよりはコストが軽いのが嬉しいですね。《エーテリウムの彫刻家》でコストが減るクリーチャーの中ではまともな方。とは言え、タフネス3はあまり頑丈でもありませんが。

《鋼覆いの海蛇/Steelclad Serpent(ALA)》
まあコモンでエスパーデッキを組むなら今のところは使わざるをえないかとは思いますね。デメリットはほぼ無いようなものです。

《後追いの呼び声/Call to Heel(ALA)》
そんなに使いやすいとも思えませんが、面白いカードではありますね。環境的には、亜神オーラがついた相手のクリーチャーを気兼ねなく戻せる普通のバウンスの方がいいような気がします。

《圧倒する波/Resounding Wave(ALA)》
あまりサイクリングできそうな気がしませんが。《夢への委託/Consign to Dream(SHM)》にはどうしても劣る印象です。

《呪文摘み/Spell Snip(ALA)》
いや《誤算/Miscalculation(UL)》知ってますか?と聞きたくなるカードですね。これは厳しい…。

《取り消し/Cancel(ALA)》
まあ、改めて評価するようなカードでもないですね。

《陸亀の体勢/Tortoise Formation(ALA)》
だいぶ重いですね。効果が及ぶ範囲は広いのですが、一度に複数のクリーチャーが対象に選ばれることは少ないので、やり過ぎ感が漂います。

《昏睡のヴェール/Coma Veil(ALA)》
これも重いですね。《脱水/Dehydration(10E)》と基本的には評価変わらず。

《急使の薬包/Courier’s Capsule(ALA)》
《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》が強いので霞みますが、《空民の助言/Counsel of the Soratami(10E)》と比べてそう悪くありません。分割払いができるのはいいですね。


《死を出迎える者/Deathgreeter(ALA)》
まあさすがに《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》みたいなデザインにはならないですよね。ライフ回復なので、あまり重要ではないです。

《霞の悪鬼/Glaze Fiend(ALA)》
少し未知数ですね。どちらかと言うとコモン・エクステンデッド向きかと思いますが。

《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie(ALA)》
まあ、普通のカードですね。蘇生しても攻撃を通せない場面が多そうで、2マナ2/1としては《鎌の切り裂き魔/Sickle Ripper(SHM)》みたいなクリーチャーの方が能力を活かしやすいです。

《水脹れ虫/Blister Beetle(ALA)》
《火花魔道士の弟子/Sparkmage Apprentice(RAV)》にかなり近いです。どちらかと言うとあちらの方が使いやすいですね。《ただれたゴブリン/Festering Goblin(10E)》なんてのもいますし。

《岸の噛みつき/Shore Snapper(ALA)》
普通に《ルートウォーターの猛士/Rootwater Commando(10E)》を使えばいいんじゃないかとか思いますが、まあ普通のカードですね。

《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》
こういう噛み合ったカードデザインは好きです。黒で素直に《丘巨人/Hill Giant(10E)》を超える性能のクリーチャーが出たのは大きいですね。使うかって言うと微妙なんですが、弱くはないかと思います。

《骸骨のカターリ/Skeletal Kathari(ALA)》
重いですし、わざわざ使うようなカードでもないですね。《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》や《火葬/Incinerate(10E)》や《穿刺破/Puncture Blast(EVE)》のおかげで、再生もあまりあてにならないコモン環境ですし。

《屑肉を引き裂くもの/Dreg Reaver(ALA)》
普通のバニラですね。多色環境とは言え《グールの大群/Mass of Ghouls(10E)》でいい気が。と言うか多色なら他の色のいいクリーチャー使えばいいわけですし。

《アンデッドのレオトー/Undead Leotau(ALA)》
通れば強いって感じのカードですね。サイズは安定ですが、重いだけに使う気はせず。

《影餌付け/Shadowfeed(ALA)》
墓地対策カード。《亡霊招き/Beckon Apparition(EVE)》のトークンでチャンプ・ブロックでもした方が効率よさそうには見えます。

《骨の粉砕/Bone Splinters(ALA)》
アドバンテージは失うので、使うなら《ただれたゴブリン》などをうまく利用したいところ。とは言えこれでなければ無理ってこともあまり無いので、あえて採用する必要も無いんですよね。追加コストのことを考えれば、1マナという軽さもあまり大きな利点にならないですし。

《圧倒する叫び/Resounding Scream(ALA)》
サイクルきっての弱さです。何が弱いって、普通に打ってもサイクリングしても弱いという。《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》があるのになぜこれが…。

《破滅蜂の苦悩/Banewasp Affliction(ALA)》
何がしたいのかよく分からないカードです。マイナス修整などで除去すると意味無いですし。パワー参照なら、《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》が面白いことになったんですが。
どうでもいいですが、このイラストは苦手です。

《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》
単純に強いですね。再生を許しますが、強い再生クリーチャーはそんなにいませんし。他の薬包と同様、コストを分割払いできるのが便利です。

《縞瑪瑙のゴブレット/Onyx Goblet(ALA)》
《大理石の杯》よりは強いですね。まあその程度です。


既存の《忘却の輪》や《取り消し》はともかくとして、何も考えずに使えそうなカードは各種薬包くらいでしょうか。あと《聖域のガーゴイル》。これもこれでデッキ選びそうですが。
次回は残りのカードを。

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