コモン構築でのシャドウムーア:1
2008年5月9日 MTG:コモン構築での新セット既にスタンダード入りもしてしまっているシャドウムーア。
やはり個人的には発売から数日の猶予期間があった以前のシステムの方が好きですね。何かと。
まあそれはともかく、いつものコモン構築的視点から見たコモン考察です。全5回。
今回は、白単色と白青混成カードです。
《薬剤師の信徒/Apothecary Initiate》
まあ、これが弱いのはサイクルの白の定めですね。
《バリーノックの群勢/Ballynock Cohort》
これはそんなに悪くないんじゃないかと。修整を受けなくても及第点というレベルですし、修整を受けられる可能性はだいぶ高い。
《バレントンの衛生兵/Barrenton Medic》
このサイクルの中では、タフネスが高いおかげで能力を活かしやすい。単体ではそうそう役に立つものでもありませんが…。
《火の力/Power of Fire(SHM)》とか《命運の転送/Fate Transfer(SHM)》で遊んでみたかったり。
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth》
4点+アルファのライフを稼ぐソーサリー、とでも思えばいいんでしょうね。それで見た効率だけなら《聖なる蜜/Sacred Nectar(9E)》などよりはいいんですけど…。
《審問官の罠/Inquisitor’s Snare》
軽減しつつ除去も、というと聞こえはいいですが、まあ実際にはサイドボード要員ですね。
《キスキンの盾挑み/Kithkin Shielddare》
《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare(LRW)》の鏡面。強さは置いといて、こういうカードのデザインの仕方は好きです。…強さは置いといて…。
《今わの際/Last Breath》
普通の構築で使うために再録されたっぽいカードですね。コモンで戻ったのが不思議。コモン構築では、あまり出番は無さそう。まあ、システム・クリーチャー対策として使えますが。
《鉱山の採掘/Mine Excavation》
《良心の呵責/Weight of Conscience(MOR)》や《拷問/Torture(SHM)》、《致命的な魅力/Fatal Attraction(FUT)》など、墓地に落ちる前提のオーラ系除去との相性がよいです。《神格の鋼/Steel of the Godhead(SHM)》や《大霊の盾/Shield of the Oversoul(SHM)》を戻してみるのもアリか。
《たなびく純白/Niveous Wisps》
タップして1ドロー、が序盤を稼ぐには嬉しい効果。クリーチャーが白くなることにはあまり意味は無い、か。
《ルーン鹿乗り/Rune-Cervin Rider》
サイクルの中では効率は悪い。その分基本性能は高いですが、オマケとしては少し使いづらいか。
《安寧砦の歩哨/Safehold Sentry》
熊ですが、コストは重いので使いづらい方。まあ擬似警戒ですが。《キイェルドーの先導/Kjeldoran Outrider(CSP)》とどっこいどっこいという印象。
《剥ぎ取り/Strip Bare》
オーラや装備品が1体のクリーチャーに集中してつくことが少ない、という現実を考えれば、弱めの《解呪/Disenchant(TSB)》という感じですね。まあ《解呪》はコモン構築(スタンダード)には無いですが、それでもほぼ使う当ては無いでしょう。
《悲哀吸い/Woeleecher》
絵が苦手。ただ、能力は面白いことが期待できる部類。単体の重さが極めてネック。
《引き霊気/AEthertow》
戦闘中のクリーチャー限定とは言え、《追い返し/Repel(OD)》+共謀が混成で使えるのは便利。まあ、重いのは事実なので普通の軽いバウンスの方を優先しそうですが。
《バレントンの岩山踏み/Barrenton Cragtreads》
完全に同型のサイクルで、今どきちょっと珍しいですね。サイクルを通してコストやサイズは手ごろですし、亜神系オーラをつける先としてはそれなり。この色は《神格の鋼》が強いだけに、相対的にはいい位置ですかね。
《鎖の呪い/Curse of Chains》
つけたターンに影響が無いとは言え、基本的には《平和な心/Pacifism(10E)》以上の効率で相手の行動を防ぎます。アンタップ能力との併用は、現状のコモンの範囲だけでは微妙。まあ、それだけに相手のそれに悪用もされづらく、除去として有用。
《絹縛りのフェアリー/Silkbind Faerie》
コストはかかるものの、悪くはない能力。《火の力》とかつけてみると、4マナ程度で3体くらいクリーチャーをさばき始めるので侮れないです。
《睡魔術師/Somnomancer》
まあ戦線をこじ開けられるので悪くはないです。白青両旗騎士で軽くなりますから、その手のデッキにも入れやすい。ただまあ、《神格の鋼/Steel of the Godhead(SHM)》期待みたいなところはあるか。
《神格の鋼/Steel of the Godhead》
プレリリースなんかでは大活躍だったんじゃないかと思います。白青のクリーチャーにつくと《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(IN)》の比ではありませんし。回避能力持ちの白単クリーチャーとかでも悪くはないですね。白くない青クリーチャーだとやや微妙か。
《シスルダウンの二人組/Thistledown Duo》
まあ、妥当?得られる能力が飛行であることや3マナ2/2という基本性能的に、サイクル中では扱いやすい部類で、クリーチャー・タイプもキスキン・兵士・ウィザードと恵まれている方。
《霧への変化/Turn to Mist》
一時的な除去にも、逆に除去回避にも。cip能力の使い回しも出来ますし、《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》同様の汎用カードです。戻るタイミングが《一瞬の瞬き》とは違うのでそこだけ注意。
機能的には《解放/Liberate(IN)》の上位互換なんですね。プロテクションがどうたらとかありますけど。
《盲信の守護者/Zealous Guardian》
場に出ればただの1/1なので、瞬速があってもかなり影響力は小さいですね。《神格の鋼》をつける候補を増やすために入れる以上の価値が無い気がします。
白は、考えなくても強そうなのは《バリーノックの群勢》くらいでしょうか。
《鉱山の採掘》や《悲哀吸い》など、遊べそうなカードがちらほら。
その他は「……」という感じですが。
白青混成は、《神格の鋼》のパワーがすごいですね。これのおかげで、白青混成のクリーチャーは単体では弱くても若干価値が上昇する印象があります。
まあ、単体でもそこそこ使えるクリーチャーは揃っている感じですね。一線級とは言わないまでも。
他、《鎖の呪い》や《霧への変化》など粒揃いです。
やはり個人的には発売から数日の猶予期間があった以前のシステムの方が好きですね。何かと。
まあそれはともかく、いつものコモン構築的視点から見たコモン考察です。全5回。
今回は、白単色と白青混成カードです。
《薬剤師の信徒/Apothecary Initiate》
まあ、これが弱いのはサイクルの白の定めですね。
《バリーノックの群勢/Ballynock Cohort》
これはそんなに悪くないんじゃないかと。修整を受けなくても及第点というレベルですし、修整を受けられる可能性はだいぶ高い。
《バレントンの衛生兵/Barrenton Medic》
このサイクルの中では、タフネスが高いおかげで能力を活かしやすい。単体ではそうそう役に立つものでもありませんが…。
《火の力/Power of Fire(SHM)》とか《命運の転送/Fate Transfer(SHM)》で遊んでみたかったり。
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth》
4点+アルファのライフを稼ぐソーサリー、とでも思えばいいんでしょうね。それで見た効率だけなら《聖なる蜜/Sacred Nectar(9E)》などよりはいいんですけど…。
《審問官の罠/Inquisitor’s Snare》
軽減しつつ除去も、というと聞こえはいいですが、まあ実際にはサイドボード要員ですね。
《キスキンの盾挑み/Kithkin Shielddare》
《キスキンの短刀挑み/Kithkin Daggerdare(LRW)》の鏡面。強さは置いといて、こういうカードのデザインの仕方は好きです。…強さは置いといて…。
《今わの際/Last Breath》
普通の構築で使うために再録されたっぽいカードですね。コモンで戻ったのが不思議。コモン構築では、あまり出番は無さそう。まあ、システム・クリーチャー対策として使えますが。
《鉱山の採掘/Mine Excavation》
《良心の呵責/Weight of Conscience(MOR)》や《拷問/Torture(SHM)》、《致命的な魅力/Fatal Attraction(FUT)》など、墓地に落ちる前提のオーラ系除去との相性がよいです。《神格の鋼/Steel of the Godhead(SHM)》や《大霊の盾/Shield of the Oversoul(SHM)》を戻してみるのもアリか。
《たなびく純白/Niveous Wisps》
タップして1ドロー、が序盤を稼ぐには嬉しい効果。クリーチャーが白くなることにはあまり意味は無い、か。
《ルーン鹿乗り/Rune-Cervin Rider》
サイクルの中では効率は悪い。その分基本性能は高いですが、オマケとしては少し使いづらいか。
《安寧砦の歩哨/Safehold Sentry》
熊ですが、コストは重いので使いづらい方。まあ擬似警戒ですが。《キイェルドーの先導/Kjeldoran Outrider(CSP)》とどっこいどっこいという印象。
《剥ぎ取り/Strip Bare》
オーラや装備品が1体のクリーチャーに集中してつくことが少ない、という現実を考えれば、弱めの《解呪/Disenchant(TSB)》という感じですね。まあ《解呪》はコモン構築(スタンダード)には無いですが、それでもほぼ使う当ては無いでしょう。
《悲哀吸い/Woeleecher》
絵が苦手。ただ、能力は面白いことが期待できる部類。単体の重さが極めてネック。
《引き霊気/AEthertow》
戦闘中のクリーチャー限定とは言え、《追い返し/Repel(OD)》+共謀が混成で使えるのは便利。まあ、重いのは事実なので普通の軽いバウンスの方を優先しそうですが。
《バレントンの岩山踏み/Barrenton Cragtreads》
完全に同型のサイクルで、今どきちょっと珍しいですね。サイクルを通してコストやサイズは手ごろですし、亜神系オーラをつける先としてはそれなり。この色は《神格の鋼》が強いだけに、相対的にはいい位置ですかね。
《鎖の呪い/Curse of Chains》
つけたターンに影響が無いとは言え、基本的には《平和な心/Pacifism(10E)》以上の効率で相手の行動を防ぎます。アンタップ能力との併用は、現状のコモンの範囲だけでは微妙。まあ、それだけに相手のそれに悪用もされづらく、除去として有用。
《絹縛りのフェアリー/Silkbind Faerie》
コストはかかるものの、悪くはない能力。《火の力》とかつけてみると、4マナ程度で3体くらいクリーチャーをさばき始めるので侮れないです。
《睡魔術師/Somnomancer》
まあ戦線をこじ開けられるので悪くはないです。白青両旗騎士で軽くなりますから、その手のデッキにも入れやすい。ただまあ、《神格の鋼/Steel of the Godhead(SHM)》期待みたいなところはあるか。
《神格の鋼/Steel of the Godhead》
プレリリースなんかでは大活躍だったんじゃないかと思います。白青のクリーチャーにつくと《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(IN)》の比ではありませんし。回避能力持ちの白単クリーチャーとかでも悪くはないですね。白くない青クリーチャーだとやや微妙か。
《シスルダウンの二人組/Thistledown Duo》
まあ、妥当?得られる能力が飛行であることや3マナ2/2という基本性能的に、サイクル中では扱いやすい部類で、クリーチャー・タイプもキスキン・兵士・ウィザードと恵まれている方。
《霧への変化/Turn to Mist》
一時的な除去にも、逆に除去回避にも。cip能力の使い回しも出来ますし、《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》同様の汎用カードです。戻るタイミングが《一瞬の瞬き》とは違うのでそこだけ注意。
機能的には《解放/Liberate(IN)》の上位互換なんですね。プロテクションがどうたらとかありますけど。
《盲信の守護者/Zealous Guardian》
場に出ればただの1/1なので、瞬速があってもかなり影響力は小さいですね。《神格の鋼》をつける候補を増やすために入れる以上の価値が無い気がします。
白は、考えなくても強そうなのは《バリーノックの群勢》くらいでしょうか。
《鉱山の採掘》や《悲哀吸い》など、遊べそうなカードがちらほら。
その他は「……」という感じですが。
白青混成は、《神格の鋼》のパワーがすごいですね。これのおかげで、白青混成のクリーチャーは単体では弱くても若干価値が上昇する印象があります。
まあ、単体でもそこそこ使えるクリーチャーは揃っている感じですね。一線級とは言わないまでも。
他、《鎖の呪い》や《霧への変化》など粒揃いです。
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