コモン構築でのモーニングタイド:2
2008年2月20日 MTG:コモン構築での新セット都合により異常に間が空きましたが、コモン構築でのカード評価続きです。
今回は赤と緑です。
《泥デコの騒音立て/Mudbutton Clanger》
ときどき2/2。強くもないですが、赤の1マナ域を埋めるにはそう悪くないかも。と言ってもやはり中盤以降が厳しすぎるので、生け贄に捧げるなどして有効利用できるとより良いですが。基本的には《カープルーザンのクズリ/Karplusan Wolverine(CSP)》に軍配が上がると思うので、クリーチャー・タイプは活かしたいところ。
《太陽弾けのシャーマン/Sunflare Shaman》
ちゃんとプレイヤーにもダメージを与えられるので、使いようによってはおもしろい。想起との相性も良いです。コモンの範囲だと想起もバリエーションが少ないですが。
《ブライトハースの旗騎士/Brighthearth Banneret》
エレメンタル用の加速として《煙束ね/Smokebraider(LRW)》がありましたが、まあ一長一短。どちらかと言えば戦士用の加速として使った方が差別化は出来ますが。補強は地味ですが、まあ中盤以降は場に出る必要がほとんど無いカードなので、無駄カード化防止の意味では有効。
《煮えたぎる燃駆者/Seething Pathblazer》
《断層を渡るもの/Fault Riders(PP)》に近い性能。どちらかと言うと使いづらくはなった感じはありますが、使用回数に制限が無いのは利点。もっとも、実際に1ターンに複数回起動することも少ないと思われますが。
《火の曲芸人/Fire Juggler》
ブロックしたくないタイプのクリーチャーですが、コモン構築ではさすがに除去には困らないため、あまり脅威ではないですね。マナをかけずに自分のターンに激突を行えるので、ソーサリー・タイミングで激突を行うカードとは組み合わせやすいですね。
《戦釘の変わり身/War-Spike Changeling》
赤の4マナ3/3の中ではなかなかの性能。能力にマナがかかりますが、困ることもほとんど無い。多相持ちであることも含め、赤の新カードの中では高評価。
《刺し猫/Stingmoggie》
繰り返し使える可能性のある土地破壊なだけあって、重すぎる。《破砕/Demolish(10E)》や《氷落とし/Icefall(CSP)》もコモン構築に存在する以上、ほとんど出番は無さそう。
《のろまのうろつき/Lunk Errant》
単独攻撃で5/5トランプル。まあ要するに《苔の神/Moss Kami(CHK)》と同等ということです。修整は大した値ではないので、トランプルが重要な局面でもない限りは結局複数で攻撃した方が、大抵はダメージは多いですね。
《欠片の飛来/Shard Volley》
特化したバーンを組むならアリなのかもしれないですね。単体性能はそう悪くないです。《火葬/Incinerate(10E)》や《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》などライバルが多すぎるので、火力にかなりのスペースを割くタイプのデッキでないと難しい気が。あまり土地を減らしすぎるわけにもいかないでしょうし。
《火をつける怒り/Kindled Fury》
パワー修整と先制攻撃のかみ合い方はいい感じ。問題は、普通《粗暴な力/Brute Force(PLC)》で足りるだろう、ということですね。まあ、悪くはないです。類似品《燃えたつ剣/Flaming Sword(MM)》は個人的に当時お気に入りだったカード。
《群集の咆哮/Roar of the Crowd》
コスト的に5点以上叩き出さないと効率は悪いですね。トークン生産手段を用いないと普通は無理です。コモンの範囲ですと、赤単では厳しいかな、と。
《敵意ある領域/Hostile Realm》
まあ、どう見ても基本的には使わないカードですね。《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》のようなブロッカーを避けたいときにはアリかもしれませんが、ピンポイントすぎ。
《低木林の旗騎士/Bosk Banneret》
ツリーフォークが基本的に重いため、序盤のブロッカーを兼ねるマナ加速は便利ですね。が、あまりツリーフォークで固めたデッキというのが想像できません。組めなくはないと思いますが。シャーマンにいたっては全然ビジョンが浮かびません…。
《エルフの戦士/Elvish Warrior》
再録物なので特にこれといってコメントは無いですね。まあ、安定した戦力ではあります。
《選別者の巡回兵/Winnower Patrol》
可もなく不可もなく、というところですね。族系が成功しなくても3マナ3/2という基本性能は良いです。
《ファーティリド/Fertilid》
《護民官の道探し/Civic Wayfinder(10E)》と競う形になりますね。《ファーティリド》のメリットはマナ加速になること、デメリットは、場合によっては土地をサーチできないまま死ぬ可能性があることですね。どちらも強いので、違いを把握した上で使い分ければ良いかと思います。
《リス・アラナの弓使い/Lys Alana Bowmaster》
フェアリーが多少強化されているので、対策カードとして便利ですね。単体性能はそこそこです。
《大使の樫/Ambassador Oak》
性能は悪くないですが、《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster(LRW)》とサイズが変わらないのであえてこちらを使おうという風にはならない気がします。
《永遠樹のシャーマン/Everbark Shaman》
今さらマナ加速しても…という典型ですね。1ターンに複数のアクションを取るためにマナを確保するのは無駄ではないですが。どちらかと言うと《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》の補助に使うのが良いかもしれません。
《獣道の変わり身/Game-Trail Changeling》
基本的には《ファングレンの狩人/Fangren Hunter(MRD)》。小型ばかりになりがちなエルフデッキで使う大型クリーチャーとして、悪くはないというところ。
《幻触落とし/Deglamer》
《帰化/Naturalize(10E)》に無い用途としては自分のエンチャントやアーティファクトを保護できるということですが、あまりそういう機会は無いと思いますね。
《大地力/Earthbrawn》
普通に撃っても補強してもコストが変わらないので、状況に合わせやすいのが利点ですね。《巨大化/Giant Growth(10E)》系カードを使うなら選択肢に十分入ると思います。
《発光する雨/Luminescent Rain》
大量ライフを得られる可能性はありますが、それだけではしょうがないです。
《蔦馬の手綱/Reins of the Vinesteed》
装備品ほど融通は効かないものの、クリーチャーを次々に強化してくれるのは強力ですね。難点はその重さ。マナを確保しやすく、線の細いクリーチャーが多いエルフ向けのカードですね。
赤は、無難に使えるのは《戦釘の変わり身》ですか。
他は低いマナ域のカードが使えそうではありますが。《太陽弾けのシャーマン》は面白そうですよね。
緑は、一番可能性がありそうなのは《ファーティリド》。《蔦馬の手綱》も使ってみたいカードです。
後はサイドボード要員の《リス・アラナの弓使い》が強そう、というくらいでしょうか。
今回は赤と緑です。
《泥デコの騒音立て/Mudbutton Clanger》
ときどき2/2。強くもないですが、赤の1マナ域を埋めるにはそう悪くないかも。と言ってもやはり中盤以降が厳しすぎるので、生け贄に捧げるなどして有効利用できるとより良いですが。基本的には《カープルーザンのクズリ/Karplusan Wolverine(CSP)》に軍配が上がると思うので、クリーチャー・タイプは活かしたいところ。
《太陽弾けのシャーマン/Sunflare Shaman》
ちゃんとプレイヤーにもダメージを与えられるので、使いようによってはおもしろい。想起との相性も良いです。コモンの範囲だと想起もバリエーションが少ないですが。
《ブライトハースの旗騎士/Brighthearth Banneret》
エレメンタル用の加速として《煙束ね/Smokebraider(LRW)》がありましたが、まあ一長一短。どちらかと言えば戦士用の加速として使った方が差別化は出来ますが。補強は地味ですが、まあ中盤以降は場に出る必要がほとんど無いカードなので、無駄カード化防止の意味では有効。
《煮えたぎる燃駆者/Seething Pathblazer》
《断層を渡るもの/Fault Riders(PP)》に近い性能。どちらかと言うと使いづらくはなった感じはありますが、使用回数に制限が無いのは利点。もっとも、実際に1ターンに複数回起動することも少ないと思われますが。
《火の曲芸人/Fire Juggler》
ブロックしたくないタイプのクリーチャーですが、コモン構築ではさすがに除去には困らないため、あまり脅威ではないですね。マナをかけずに自分のターンに激突を行えるので、ソーサリー・タイミングで激突を行うカードとは組み合わせやすいですね。
《戦釘の変わり身/War-Spike Changeling》
赤の4マナ3/3の中ではなかなかの性能。能力にマナがかかりますが、困ることもほとんど無い。多相持ちであることも含め、赤の新カードの中では高評価。
《刺し猫/Stingmoggie》
繰り返し使える可能性のある土地破壊なだけあって、重すぎる。《破砕/Demolish(10E)》や《氷落とし/Icefall(CSP)》もコモン構築に存在する以上、ほとんど出番は無さそう。
《のろまのうろつき/Lunk Errant》
単独攻撃で5/5トランプル。まあ要するに《苔の神/Moss Kami(CHK)》と同等ということです。修整は大した値ではないので、トランプルが重要な局面でもない限りは結局複数で攻撃した方が、大抵はダメージは多いですね。
《欠片の飛来/Shard Volley》
特化したバーンを組むならアリなのかもしれないですね。単体性能はそう悪くないです。《火葬/Incinerate(10E)》や《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》などライバルが多すぎるので、火力にかなりのスペースを割くタイプのデッキでないと難しい気が。あまり土地を減らしすぎるわけにもいかないでしょうし。
《火をつける怒り/Kindled Fury》
パワー修整と先制攻撃のかみ合い方はいい感じ。問題は、普通《粗暴な力/Brute Force(PLC)》で足りるだろう、ということですね。まあ、悪くはないです。類似品《燃えたつ剣/Flaming Sword(MM)》は個人的に当時お気に入りだったカード。
《群集の咆哮/Roar of the Crowd》
コスト的に5点以上叩き出さないと効率は悪いですね。トークン生産手段を用いないと普通は無理です。コモンの範囲ですと、赤単では厳しいかな、と。
《敵意ある領域/Hostile Realm》
まあ、どう見ても基本的には使わないカードですね。《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》のようなブロッカーを避けたいときにはアリかもしれませんが、ピンポイントすぎ。
《低木林の旗騎士/Bosk Banneret》
ツリーフォークが基本的に重いため、序盤のブロッカーを兼ねるマナ加速は便利ですね。が、あまりツリーフォークで固めたデッキというのが想像できません。組めなくはないと思いますが。シャーマンにいたっては全然ビジョンが浮かびません…。
《エルフの戦士/Elvish Warrior》
再録物なので特にこれといってコメントは無いですね。まあ、安定した戦力ではあります。
《選別者の巡回兵/Winnower Patrol》
可もなく不可もなく、というところですね。族系が成功しなくても3マナ3/2という基本性能は良いです。
《ファーティリド/Fertilid》
《護民官の道探し/Civic Wayfinder(10E)》と競う形になりますね。《ファーティリド》のメリットはマナ加速になること、デメリットは、場合によっては土地をサーチできないまま死ぬ可能性があることですね。どちらも強いので、違いを把握した上で使い分ければ良いかと思います。
《リス・アラナの弓使い/Lys Alana Bowmaster》
フェアリーが多少強化されているので、対策カードとして便利ですね。単体性能はそこそこです。
《大使の樫/Ambassador Oak》
性能は悪くないですが、《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster(LRW)》とサイズが変わらないのであえてこちらを使おうという風にはならない気がします。
《永遠樹のシャーマン/Everbark Shaman》
今さらマナ加速しても…という典型ですね。1ターンに複数のアクションを取るためにマナを確保するのは無駄ではないですが。どちらかと言うと《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》の補助に使うのが良いかもしれません。
《獣道の変わり身/Game-Trail Changeling》
基本的には《ファングレンの狩人/Fangren Hunter(MRD)》。小型ばかりになりがちなエルフデッキで使う大型クリーチャーとして、悪くはないというところ。
《幻触落とし/Deglamer》
《帰化/Naturalize(10E)》に無い用途としては自分のエンチャントやアーティファクトを保護できるということですが、あまりそういう機会は無いと思いますね。
《大地力/Earthbrawn》
普通に撃っても補強してもコストが変わらないので、状況に合わせやすいのが利点ですね。《巨大化/Giant Growth(10E)》系カードを使うなら選択肢に十分入ると思います。
《発光する雨/Luminescent Rain》
大量ライフを得られる可能性はありますが、それだけではしょうがないです。
《蔦馬の手綱/Reins of the Vinesteed》
装備品ほど融通は効かないものの、クリーチャーを次々に強化してくれるのは強力ですね。難点はその重さ。マナを確保しやすく、線の細いクリーチャーが多いエルフ向けのカードですね。
赤は、無難に使えるのは《戦釘の変わり身》ですか。
他は低いマナ域のカードが使えそうではありますが。《太陽弾けのシャーマン》は面白そうですよね。
緑は、一番可能性がありそうなのは《ファーティリド》。《蔦馬の手綱》も使ってみたいカードです。
後はサイドボード要員の《リス・アラナの弓使い》が強そう、というくらいでしょうか。
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