昨日の続き。新規再録コモンの赤と緑と土地の雑感。
あ、あくまでコモン構築での評価ですのでお間違えの無きよう。
それでなくても、どこまで的を射た評価か分かりませんし。

《アナーバのボディガード/Anaba Bodyguard》
全レアリティを通して、第10版赤で唯一の先制攻撃カード。タフネスの方が高いとかいう後ろ向きなカードなのが残念ですね。《稲妻の猟犬/Lightning Hounds(MM)》ならまだ。

《ブラッドロック・サイクロプス/Bloodrock Cyclops》
リミテッドだと序盤から結構殴りますね。能力のおかげで、コンバット・トリックが読まれにくいですし。コモン構築だとほぼ《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》を使うでしょうけれども。

《ボガーダンの炎魔/Bogardan Firefiend》
《ただれたゴブリン/Festering Goblin(10E)》と役割的には近いものがありますね。ビートダウンで使うと、除去された際に自分のクリーチャーを巻き込む可能性も。コントロールデッキで使って、相手のクリーチャーと1対2交換狙いのブロッカーとして使うのがよいのではないかと。

《破砕/Demolish》
まあ、《氷落とし/Icefall(CSP)》がありますから…。

《暗渠を這うもの/Duct Crawler》
1マナのクリーチャーがこれか。自身が1マナなのに能力にマナがかかりすぎです。

《金床の拳/Fists of the Anvil》
相手にとって予想外のダメージを発生させられる点ではありですが、《粗暴な力/Brute Force(PLC)》もある今、出番が無さそう。《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》と《病的な憤激/Psychotic Fury(DIS)》を使うデッキなら面白いですけどね。

《ゴブリン精鋭歩兵部隊/Goblin Elite Infantry》
よりによってこれか。使う使わないは抜きにして《ゴブリンの盗賊/Goblin Brigand(9E)》辺りにしておいてくれればよかったのに。

《火葬/Incinerate》
赤いデッキは、3点火力をまずこれに置き換えて、残りを決めることになりそうですね。《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》と《火山の鎚/Volcanic Hammer(9E)》なら比較になったのですが、《火葬》と《裂け目の稲妻》だとさすがにね。

《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》
今後ずっと残り続けるカードかな。効果の割に始動が遅めなのでちょっと敬遠気味ですが。

《岩アナグマ/Rock Badger》
これ使うなら《丘巨人》で良さそうですが。

《スマッシュ/Smash》
割る物がほとんど無い環境。印鑑割りながら1ドローも悪くはありませんが。

《大地の飛礫/Spitting Earth》
《雪崩し/Skred(CSP)》のおかげでまったく立場が無いカード。赤単ならそこそこのダメージは発生するので、《雪崩し》が落ちた後の環境次第では可能性ありですか。

《気絶/Stun》
2マナあるなら焼けばいいじゃない、と思ってしまいますね。

《抑えきれない怒り/Uncontrollable Anger》
瞬速あるとは言え、重さが気になるところ。緑とかなら、+2/+2くらいはいろいろ出来ますしね。

《ヴィーアシーノの飛脚/Viashino Runner》
職業は付きませんでした。《丘巨人》よりは、使いたいと思わせる能力ですが。

《ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout》
普通の2マナ2/1を差し置いてこれを使う理由があるとすれば、オーラやソーサリーによる除去回避。…でも2/1がそれらを回避したところで、さほどうまみが無いんですよね。

《攻撃的衝動/Aggressive Urge》
まだ《野生の寸法/Wildsize(GPT)》ありますからねえ。と言うかそうでなくても使わないと思いますが。
軽いキャントリップの割に、序盤に適当に撃つのではなく、タイミングを見計らって使わなければいけない呪文なのが微妙。

《梢の蜘蛛/Canopy Spider》
壁です。2/2が多い空中は止まることが多いですが、地上は止め切れなかったり。

《護民官の道探し/Civic Wayfinder》
これも継続再録の類。《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(10E)》と近いものがあります。多色を支えてくれるのは嬉しい。

《自然との融和/Commune with Nature》
1マナ域が少ないデッキに入れて、1ターン目のデッキ圧縮に使う手も無くは無いですが。

《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel》
使ってみたさはあるのですが、どうかな。5マナで2体がベストっぽいですが。

《はさみカブト虫/Pincher Beetles》
タフネス1なので、被覆が邪魔になるパターンが多いのですよね。コントロール系のデッキ相手に出せると強いですが。《地の底のシャンブラー/Subterranean Shambler(TSP)》なども結構嫌。

《ラッシュウッドのドライアド/Rushwood Dryad》
緑のミラーマッチではそこそこ影響力のあるクリーチャーではあります。まあ多色環境の今だと、普通に対処されてしまうのですが。

《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》
バウンスランドがある内が華、かな。

《忍び寄る虎/Stalking Tiger》
結局クリーチャー以外の方法で止まってしまうのですよね。

《木の壁/Wall of Wood》
いやもう、何のために出てきたのか…。

《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
時のらせんにあるので別に評価自体は今まで通りなのですが、使用可能期間が1年延びたのは嬉しいですね。

《火葬》はやはり強いのですが、他はどうかな。
安定した強さを持つ《護民官の道探し》と《広漠なる変幻地》は嬉しい再録。
個人的には《ボガーダンの炎魔》と《ラノワールの歩哨》が気になるところではあります。
後は《はさみカブト虫》か。クリーチャー戦の多いコモン構築では、少し厳しいですが。

そう言えば、《燃えさしの雨/Rain of Embers(RAV)》は再録されなかったんですね。きっと来るだろうと思っていたのに。

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