コモン構築でのコールドスナップ1
2006年7月22日 MTG:コモン構築での新セット(日記の日付的には)昨日からコールドスナップが発売になりました。
コールドスナップのコモンに関する私見を。
いつも通りリミテッドではなくコモンデッキ環境での評価なのであしからず。
今回は白と青と黒。
《ボリアルのグリフィン/Boreal Griffin(CSP)》
最初から先制攻撃を持っていてもおかしくないくらいのコスト。リミテッド前提でのパワー調整の結果か。
まあ実は白のコモンには5マナ3/3飛行っていないんですが。
《酷寒の枷/Gelid Shackles(CSP)》
1マナでクリーチャーの行動をかなり制限できるので便利。まあ攻撃制限にはさらにマナがかかるので、ウイニーなどでダメージレースを有利にする目的では使いにくそうに見えるけど。
起動型能力ならマナ能力でも封じるというのには今まで気付かなかった。
《キイェルドーの投槍兵/Kjeldoran Javelineer(CSP)》
2〜3点ともなるとかなりの抑止力だけど、自身の展開も遅れるだけに難しそう。
累加アップキープの関係上序盤から出すカードでもないが、能力は経年カウンターの数を参照するだけに、遅く登場してもどうかと思うし。
《キイェルドーの先導/Kjeldoran Outrider(CSP)》
他を強化する《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》との対極と言うのかな。マナがかかるけど、とりあえずは2マナ2/2なのでウイニーの選択肢にはなる。
《キイェルドーのときの声/Kjeldoran War Cry(CSP)》
1枚目でもカードパワー的に悪くないのに加え、2枚目以降がかなり強力なので全体強化の候補として普通にありえそう。
《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》
2マナのソーサリーだと思っても、この回復量は半端じゃない。ただ今のところそこまで回復する理由は見当たらない。《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》とかまだ使えるし。
《ロノムの一角獣/Ronom Unicorn(CSP)》
クリーチャー・タイプ的に《古の法の神/Kami of Ancient Law(CHK)》のスタンダード落ちを待つ形になりそう。氷雪だったらまた多少の違いが発生したかもしれないけど。まあ性能は言うまでも無く。
《突風の漂い/Squall Drifter(CSP)》
時々殴れる。ただ小型のタッパーに回避能力があっても役立つ場面は少なそう。ピンガーへの耐性の無さも気にはなるかな。
《太陽の報奨/Sun’s Bounty(CSP)》
意外と大量にライフ回復できる予感はする。あとは砂の殉教者とほぼ同じ。回復して一体何をするか。
《うねる歩哨/Surging Sentinels(CSP)》
60枚デッキでの波及4がどこまで活きるかにかかってくるけど、クリーチャーとしての性能が《狐の刃遣い/Kitsune Blademaster(CHK)》などに明らかに劣るだけに、コモン構築ではまだ使わなさそう。
《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RAV)》よりはこっちを使いたい気はしてくるけど、《突撃ペガサス/Pegasus Charger(9E)》もあるし。
《素早い行動/Swift Maneuver(CSP)》
《抗い/Withstand(GPT)》や《玉突き衝突/Carom(DIS)》に続く軽減系キャントリップ。軽くてプレイしやすいキャントリップとしての価値はある。効果もまず無駄にならないし。
まあこの種のカードを使うかどうかから話を始める必要はあるが。
《ドレルナック/Drelnoch(CSP)》
イエティでも氷雪とは限らないらしい。2枚はそれなりにプレッシャーだが、サイズが微妙なだけに、除去されるか、これ以上のクロックで押されるかの2択の気がしてならない。
《霜の猛禽/Frost Raptor(CSP)》
一度に複数の雪マナ使うのは確かこれだけ。能力無視しても《風のドレイク/Wind Drake(9E)》なわけで、それでいてこの能力は悪くない。問題はこれをどんなデッキで使うかだが。
《凍結/Frozen Solid(CSP)》
唯一の再録もの。スカージ当時これをリミテッド以外で使った記憶は無いが。
《クロヴの霧/Krovikan Mist(CSP)》
次期スタンダードのコモンにはこれしかイリュージョンがいないんですが。2マナ1/1飛行ならかなり選択肢があるだけに、さすがにきついか。
ちなみにエクステンデッドまで広げればコモンのイリュージョンは他に5種類。だが《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer(ON)》辺りと並べたからといって強いかは微妙。
《霜の殉教者/Martyr of Frost(CSP)》
さすがにこれは。1枚につき2枚ならもしかしたらって感じはしなくもないけど。ブロッカーにもなれないし。
《霧氷風の特務魔道士/Rimewind Taskmage(CSP)》
条件はコモン構築では容易。《おとりの達人/Master Decoy(9E)》などを遙かに凌駕する能力で、タップ能力の再利用なんかも出来るから、便利は便利。後は使うデッキがあるかどうか。
《ロノムの海蛇/Ronom Serpent(CSP)》
いくらカードプールの狭いコモン構築と言えど、コールドスナップが環境に占める割合はやはり微々たるもの。さすがに採用はためらわれる。サイドボードからなら検討の余地ありか?
《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》
早くもあちこちで引っ張りだこの人気カード。コモン構築でも普通に強いね、これ。
《うねる霊気/Surging Ather(CSP)》
さすがに重い。タイミングと波及具合では劇的な効果になるのは確かだけど。
《見えざる者の生き残り/Survivor of the Unseen(CSP)》
能力は強い。かなりのアドバンテージを得られる。あとはどの程度維持できるか。累加アップキープを支払わないターンにも最後に能力使えるのは忘れずに。
《熱風の変転/Thermal Flux(CSP)》
大した効果は期待できなさそう。スロートリップも一応あるけど、《霧中の到達/Reach Through Mists(CHK)》でよさそうだし。
《骨に染む凍え/Chill to the Bone(CSP)》
コモン構築では大抵のクリーチャーを除去できるカード。ただ、《肉体の奪取/Rend Flesh(CHK)》と違い4マナなのがかなり痛くて、使わない可能性がだいぶ高い。
《凍える影/Chilling Shade(CSP)》
多色でもまともにパンプアップできて、しかも飛んでるシェイドって普通に強い気が。
《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat(CSP)》
パワーも下げてくれる分普通のピンガーよりも強めの能力。でもタフネスが低い為ピンガー同士の対決で打ち負けるのがネック。2つ目の能力はプレイできるかかなり怪しい。
《肉体の饗宴/Feast of Flesh(CSP)》
非常に軽く、序盤から終盤まで普通に使える。2枚目が既に《薄暗がりへの消失/Douse in Gloom(GPT)》なわけで。
《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
マナさえ残しておけばクリーチャーを何度も回せる。重いは重いが、一応複数のターンにまたがって払えるし。
《臆病なグール/Gutless Ghoul(CSP)》
黒っぽくないなあ。3マナ2/2なので普通に黒のクリーチャーデッキに入れられるけど。《荒れ狂う鬼の奴隷/Raving Oni-Slave(SOK)》まで入れたスーサイドとか作れるのかも。
《クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrel(CSP)》
普通すぎて弱い。《骨奪い/Skullsnatcher(BOK)》や《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver(CHK)》はじきに落ちるにしても、クリーチャー・タイプ的に《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight(RAV)》にも勝てない。
《骨の殉教者/Martyr of Bones(CSP)》
ラヴニカ・ブロックも神河ブロックもコモンにちゃんと墓地対策カードがあるだけに、それほど効率が良くないこれを使うことは無さそう。
《霧氷殻の死者/Rimebound Dead(CSP)》
単なるブロッカー。再生マナを残しての召喚がしやすいのはいいけど、それ以上のことは無さそう。
《うねる狂気/Surging Dementia(CSP)》
前も書いたけど《精神噴出/Mind Burst(OD)》と大差無さそう。アドバンテージで言えば素直に《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(9E)》を使った方が。
《ゾンビの犬ぞり乗り/Zombie Musher(CSP)》
やや《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RAV)》とかぶり気味。強化なしではクロックとしては弱いか。
白はクリーチャーも強化も除去もそれなりに増えた感じ。クリーチャーは小型ばかりではあるが。
青はやはりトリッキーだけど、それだけにデッキを選ぶ。《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》という明らかに強いカードがあるのは良し。
黒はフィニッシャーっぽいカード、除去、強力な回収カードを得たので、強い黒コンが組めるかも。ひょっとしたらオンスロート当時のレベルにまでなるかも。
コールドスナップのコモンに関する私見を。
いつも通りリミテッドではなくコモンデッキ環境での評価なのであしからず。
今回は白と青と黒。
《ボリアルのグリフィン/Boreal Griffin(CSP)》
最初から先制攻撃を持っていてもおかしくないくらいのコスト。リミテッド前提でのパワー調整の結果か。
まあ実は白のコモンには5マナ3/3飛行っていないんですが。
《酷寒の枷/Gelid Shackles(CSP)》
1マナでクリーチャーの行動をかなり制限できるので便利。まあ攻撃制限にはさらにマナがかかるので、ウイニーなどでダメージレースを有利にする目的では使いにくそうに見えるけど。
起動型能力ならマナ能力でも封じるというのには今まで気付かなかった。
《キイェルドーの投槍兵/Kjeldoran Javelineer(CSP)》
2〜3点ともなるとかなりの抑止力だけど、自身の展開も遅れるだけに難しそう。
累加アップキープの関係上序盤から出すカードでもないが、能力は経年カウンターの数を参照するだけに、遅く登場してもどうかと思うし。
《キイェルドーの先導/Kjeldoran Outrider(CSP)》
他を強化する《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》との対極と言うのかな。マナがかかるけど、とりあえずは2マナ2/2なのでウイニーの選択肢にはなる。
《キイェルドーのときの声/Kjeldoran War Cry(CSP)》
1枚目でもカードパワー的に悪くないのに加え、2枚目以降がかなり強力なので全体強化の候補として普通にありえそう。
《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》
2マナのソーサリーだと思っても、この回復量は半端じゃない。ただ今のところそこまで回復する理由は見当たらない。《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》とかまだ使えるし。
《ロノムの一角獣/Ronom Unicorn(CSP)》
クリーチャー・タイプ的に《古の法の神/Kami of Ancient Law(CHK)》のスタンダード落ちを待つ形になりそう。氷雪だったらまた多少の違いが発生したかもしれないけど。まあ性能は言うまでも無く。
《突風の漂い/Squall Drifter(CSP)》
時々殴れる。ただ小型のタッパーに回避能力があっても役立つ場面は少なそう。ピンガーへの耐性の無さも気にはなるかな。
《太陽の報奨/Sun’s Bounty(CSP)》
意外と大量にライフ回復できる予感はする。あとは砂の殉教者とほぼ同じ。回復して一体何をするか。
《うねる歩哨/Surging Sentinels(CSP)》
60枚デッキでの波及4がどこまで活きるかにかかってくるけど、クリーチャーとしての性能が《狐の刃遣い/Kitsune Blademaster(CHK)》などに明らかに劣るだけに、コモン構築ではまだ使わなさそう。
《夜番の巡回兵/Nightguard Patrol(RAV)》よりはこっちを使いたい気はしてくるけど、《突撃ペガサス/Pegasus Charger(9E)》もあるし。
《素早い行動/Swift Maneuver(CSP)》
《抗い/Withstand(GPT)》や《玉突き衝突/Carom(DIS)》に続く軽減系キャントリップ。軽くてプレイしやすいキャントリップとしての価値はある。効果もまず無駄にならないし。
まあこの種のカードを使うかどうかから話を始める必要はあるが。
《ドレルナック/Drelnoch(CSP)》
イエティでも氷雪とは限らないらしい。2枚はそれなりにプレッシャーだが、サイズが微妙なだけに、除去されるか、これ以上のクロックで押されるかの2択の気がしてならない。
《霜の猛禽/Frost Raptor(CSP)》
一度に複数の雪マナ使うのは確かこれだけ。能力無視しても《風のドレイク/Wind Drake(9E)》なわけで、それでいてこの能力は悪くない。問題はこれをどんなデッキで使うかだが。
《凍結/Frozen Solid(CSP)》
唯一の再録もの。スカージ当時これをリミテッド以外で使った記憶は無いが。
《クロヴの霧/Krovikan Mist(CSP)》
次期スタンダードのコモンにはこれしかイリュージョンがいないんですが。2マナ1/1飛行ならかなり選択肢があるだけに、さすがにきついか。
ちなみにエクステンデッドまで広げればコモンのイリュージョンは他に5種類。だが《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer(ON)》辺りと並べたからといって強いかは微妙。
《霜の殉教者/Martyr of Frost(CSP)》
さすがにこれは。1枚につき2枚ならもしかしたらって感じはしなくもないけど。ブロッカーにもなれないし。
《霧氷風の特務魔道士/Rimewind Taskmage(CSP)》
条件はコモン構築では容易。《おとりの達人/Master Decoy(9E)》などを遙かに凌駕する能力で、タップ能力の再利用なんかも出来るから、便利は便利。後は使うデッキがあるかどうか。
《ロノムの海蛇/Ronom Serpent(CSP)》
いくらカードプールの狭いコモン構築と言えど、コールドスナップが環境に占める割合はやはり微々たるもの。さすがに採用はためらわれる。サイドボードからなら検討の余地ありか?
《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》
早くもあちこちで引っ張りだこの人気カード。コモン構築でも普通に強いね、これ。
《うねる霊気/Surging Ather(CSP)》
さすがに重い。タイミングと波及具合では劇的な効果になるのは確かだけど。
《見えざる者の生き残り/Survivor of the Unseen(CSP)》
能力は強い。かなりのアドバンテージを得られる。あとはどの程度維持できるか。累加アップキープを支払わないターンにも最後に能力使えるのは忘れずに。
《熱風の変転/Thermal Flux(CSP)》
大した効果は期待できなさそう。スロートリップも一応あるけど、《霧中の到達/Reach Through Mists(CHK)》でよさそうだし。
《骨に染む凍え/Chill to the Bone(CSP)》
コモン構築では大抵のクリーチャーを除去できるカード。ただ、《肉体の奪取/Rend Flesh(CHK)》と違い4マナなのがかなり痛くて、使わない可能性がだいぶ高い。
《凍える影/Chilling Shade(CSP)》
多色でもまともにパンプアップできて、しかも飛んでるシェイドって普通に強い気が。
《テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat(CSP)》
パワーも下げてくれる分普通のピンガーよりも強めの能力。でもタフネスが低い為ピンガー同士の対決で打ち負けるのがネック。2つ目の能力はプレイできるかかなり怪しい。
《肉体の饗宴/Feast of Flesh(CSP)》
非常に軽く、序盤から終盤まで普通に使える。2枚目が既に《薄暗がりへの消失/Douse in Gloom(GPT)》なわけで。
《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
マナさえ残しておけばクリーチャーを何度も回せる。重いは重いが、一応複数のターンにまたがって払えるし。
《臆病なグール/Gutless Ghoul(CSP)》
黒っぽくないなあ。3マナ2/2なので普通に黒のクリーチャーデッキに入れられるけど。《荒れ狂う鬼の奴隷/Raving Oni-Slave(SOK)》まで入れたスーサイドとか作れるのかも。
《クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrel(CSP)》
普通すぎて弱い。《骨奪い/Skullsnatcher(BOK)》や《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver(CHK)》はじきに落ちるにしても、クリーチャー・タイプ的に《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight(RAV)》にも勝てない。
《骨の殉教者/Martyr of Bones(CSP)》
ラヴニカ・ブロックも神河ブロックもコモンにちゃんと墓地対策カードがあるだけに、それほど効率が良くないこれを使うことは無さそう。
《霧氷殻の死者/Rimebound Dead(CSP)》
単なるブロッカー。再生マナを残しての召喚がしやすいのはいいけど、それ以上のことは無さそう。
《うねる狂気/Surging Dementia(CSP)》
前も書いたけど《精神噴出/Mind Burst(OD)》と大差無さそう。アドバンテージで言えば素直に《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(9E)》を使った方が。
《ゾンビの犬ぞり乗り/Zombie Musher(CSP)》
やや《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard(RAV)》とかぶり気味。強化なしではクロックとしては弱いか。
白はクリーチャーも強化も除去もそれなりに増えた感じ。クリーチャーは小型ばかりではあるが。
青はやはりトリッキーだけど、それだけにデッキを選ぶ。《ルーンのほつれ/Rune Snag(CSP)》という明らかに強いカードがあるのは良し。
黒はフィニッシャーっぽいカード、除去、強力な回収カードを得たので、強い黒コンが組めるかも。ひょっとしたらオンスロート当時のレベルにまでなるかも。
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