だいぶ間が空いてしまいました。週2回ペースになってるなあ。

今回のテーマは《現実からの遊離/Freed from the Real(SOK)》と《潮水の下僕/Tidewater Minion(RAV)》のコンボです。この2枚と青を含む複数のマナを出せる土地(普通はバウンスランド)を使うことにより、無限マナが出せるのはよく知られていることだと思います。コモンでは《潮水の下僕》以外にも《石蒔きの秘儀司祭/Stone-Seeder Hierophant(RAV)》でできます。

青を含むバウンスランドは《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》と《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks(GPT)》のみですが、《島/Island》に《はびこり/Overgrowth(9E)》をつけることで緑の無限マナが出せて、それをさらに《大蛇の葉詠み/Orochi Leafcaller(CHK)》で変換すれば白や青の無限マナも可能です。ただこれらはコンボパーツが増えすぎるので、今のところ現実的なのは黒か赤の無限マナということになります。

コンボそのものはラヴニカ:ギルドの都登場時点で可能だったのですが、今までは無限マナが出せてもそこから即勝ちにつなげられるカードがありませんでした。(シェイド系クリーチャーの攻撃を通すという選択肢もあるにはありますが。)
しかしギルドパクトでエンドカードに出来るカードが登場しました。《連弾炎/Pyromatics(GPT)》です。普通に使うとマナ効率が悪いためリミテッド用という評価を受けているカードですが、無限マナなら関係無いですね。
11《島/Island》
7《山/Mountain》
4《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks(GPT)》

3《幻の漂い/Drift of Phantasms(RAV)》
3《蒸気核の奇魔/Steamcore Weird(GPT)》
4《潮水の下僕/Tidewater Minion(RAV)》
4《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》
2《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》

2《撤廃/Repeal(GPT)》
4《ショック/Shock(9E)》
4《連弾炎/Pyromatics(GPT)》
4《手練/Sleight of Hand(9E)》
3《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》
3《現実からの遊離/Freed from the Real(SOK)》
2《イゼットの印鑑/Izzet Signet(GPT)》
アドバンテージの取れるクリーチャーや頑丈なブロッカーで相手の攻撃を耐え、ドローでコンボパーツを揃えます。

利点は《現実からの遊離》が《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》ともコンボをなすこと。《ヴィーアシーノの牙尾》は同時に《潮水の下僕》とも相性がよいです。
あと《現実からの遊離》が出るまでは意外と気付かれにくいのも利点と言えば利点ですかね。他のカードは入っててもこの色なら割と受け入れられると言うか。

まだ荒削りなので調整は必要ですね。
早いデッキに対する耐性はまだ低いかなという感じがしています。もう少し早めにクリーチャーに対処できるカードがいるような…。
また、コンボパーツ3種類と《連弾炎/Pyromatics(GPT)》がすべてカード・タイプや点数で見たマナ・コストがバラバラな為、変成でのサーチや《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》での回収がしづらい点も意外と厄介ですね。仕方ない部分ではありますが。

無限マナの利用手段としては他に《松明ドレイク/Torch Drake(GPT)》なども考えられますね。地上を固めるなら《砂岩の戦士/Sandstone Warrior(9E)》とか。
ちなみにこのデッキ、コンボが決まらなくても場がコントロールできれば、《ヴィーアシーノの牙尾》や《潮水の下僕》で殴り勝てることもあります。身も蓋も無いですが。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索