今回は緑と多色と無色。
タイトルどおりコモン構築(特にコモンスタンダード)的視点なのでご注意下さい。

《獣使いの魔法印/Beastmaster’s Magemark(GPT)》
コモン構築のカードプールで見れば、強化エンチャントとしては強い方。環境の飛行クリーチャーのサイズを考えると、《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker(GPT)》の補助にはなるかもしれないけど、多分使わない。

《ゴーア族の野人/Ghor-Clan Savage(GPT)》
リミテッドでは結構強いらしい。確かにプレリリースでも何度も狂喜ONで出された。でも構築の場合、緑系の5マナ域は《ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm(RAV)》や《通り砕きのワーム/Streetbreaker Wurm(GPT)》など競争が激しいし、素が2/3となると微妙なライン。

《グルールのノドログ/Gruul Nodorog(GPT)》
6マナだと一回り大きいクリーチャーもいるし、さすがにこの程度の能力では無理かな。まだ《大喰らいのワーム/Craw Wurm(9E)》使いたいかも。

《グルールの潰し屋/Gruul Scrapper(GPT)》
赤も払えるなら《浪人の犬師/Ronin Houndmaster(CHK)》とかも使えるわけで。2色分の価値はなさそう。

《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker(GPT)》
狂喜重視だとかなり重要なクリーチャーではないかと。コモン構築では恒久的な強化(《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak(RAV)》とか)が少なかったり弱かったりだけど、全体除去の少なさもあってこの能力は貴重。

《シラナの星撃ち/Silhana Starfletcher(GPT)》
リミテッドだと強かった。でもマナ・クリーチャーとしては遅いし、飛行対策としても《松族の狙撃手/Matsu-Tribe Sniper(BOK)》とかに及ばない。

《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》
1ターン目には2/2として出ないけど、軽い分出す機会をうかがいやすいってのはあるかなと。でも2つ目の能力はおまけ程度。

《野生の寸法/Wildsize(GPT)》
ドローがあるのはこの色にとって嬉しいところ。ただプレイしやすさでは《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》とかに比べて劣るから、デッキのマナ基盤次第かな。

ここから多色と混成。ギルド別で。

《炎樹族の血鱗/Burning-Tree Bloodscale(GPT)》
狂喜ONでも4マナ3/3。能力も重いし、出番無さそう。

《瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler(GPT)》
《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》よりはこっち。出しやすいし、出るのがもし4〜5ターン目でも悪くない。

《通り砕きのワーム/Streetbreaker Wurm(GPT)》
素直なファッティ。これ普通に使えそう。

《野生の朗詠者/Wild Cantor(GPT)》
能力はあまり役に立たなさそう。狂喜の都合上1マナ1/1はステロイドにおいて重要な役割果たすけど、他のでも良さそうだし。

《盲目の狩人/Blind Hunter(GPT)》
重いけど、総計4点ドレインまで狙えるのはおいしい。飛んでるし、白黒ビートダウンで主力はれるかも。

《酷評/Castigate(GPT)》
色がだいぶ限定されるけど、普通に使えるカード。《死の否定/Death Denied(SOK)》とか発掘とかある環境では、リムーブは結構刺さる。

《不眠の晒し台/Pillory of the Sleepless(GPT)》
リミテッドで異常な強さ。コモン構築でも使えそう。《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》より軽いのが利点。

《哀悼のスラル/Mourning Thrull(GPT)》
悪くないけどちょっと地味かな。リミテッドでは結構いやなカードだけど、さすがにコモン構築だと強化無しでは厳しい部類。白黒よりは、黒単のスーサイドっぽいデッキに入れた方が面白そうではある。
ボロスウイニーに入れるにはさすがにきついかな…。試してみる価値はあるかもしれない。

《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》
序盤使った複製や秘儀を、マナが揃ってきた頃に回収して大量複製や連繋を狙える。ちなみに《現実からの剥離/Peel from Reality(RAV)》や《消耗の渦/Consuming Vortex(CHK)》+連繋で使いまわせると半無限に回せる。ただマナがかなり必要だから、3色で《死の否定/Death Denied(SOK)》や《魂無き蘇生/Soulless Revival(CHK)》で回した方が楽か。

《飛び火/Leap of Flame(GPT)》
イゼットビートダウンなる新たなデッキタイプを予感させるけど、実際どうか。修整大きくないし。

《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》
パワー5とか7とか普通にいけそうで、使いたい気がしてしまう。ただ、《最後の喘ぎ/Last Gasp(RAV)》などであっさり死ぬからカウンターなどで補助しなきゃきつそう。

《鉱岩流液獣/Petrahydrox(GPT)》
除去されにくいクリーチャーとして興味深いところではあるんだけど。

残りはアーティファクトと土地。どっちも同型のサイクルですが。

《グルールの印鑑/Gruul Signet(GPT)》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet(GPT)》
《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet(GPT)》
重要度が高いのは《イゼットの印鑑/Izzet Signet(GPT)》。《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet(GPT)》も使いそう。《グルールの印鑑/Gruul Signet(GPT)》は色的に出番は少なそう。

《グルールの芝地/Gruul Turf(GPT)》
《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks(GPT)》
《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica(GPT)》
バウンスランドは結構なめてたけど、デッキ次第では4枚投入も十分ありえる。環境に土地破壊も少ないし。

あとはギルドごとに特徴とか見てみたいと思います。
それぞれデッキも作れればいいな。

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