http://forums.mtgsalvation.com/showthread.php?t=13275
こちらでラヴニカで出るとされるカードが現時点で1/3くらい公開されてますが、面白そうな感じですね。100%信じていいか分かりませんけども。
コモン構築家としても気になるのがいくつかあるんですが、とりあえず今日は無色のカードについて。

Boros Garrison
土地
〜はタップ状態で場に出る。
〜が場に出たとき、あなたがコントロールする土地1つをオーナーの手札に戻す。
(T):あなたのマナ・プールに(R)(W)を加える。

Boros Signet
(2)
アーティファクト
(1),(T):あなたのマナ・プールに(R)(W)を加える。

こんな感じのが他、緑白、青黒、黒緑版も出るということらしいです。コモンで。
今までコモン構築では多色地形が無かった(あっても生け贄が必要で1回きり)だったので、多色化するにもマナ・ソースは基本土地にしか頼れませんでした。今でこそ《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》や《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble(5DN)》で、緑を使わなくても多色化が容易にはなりましたが。
まあ2色なら基本土地だけでも割と普通に動くんですが、多色地形が選択肢としてあるのと無いのとではやっぱり違いますよね。

で、まず土地について。ビジョンズに単色版で似たようなのがありましたね。(あれって総称無いんでしょうか。バウンスランドとか聞いたことがあるような気もするんですが。)あっちとは違って戻す土地はタップ状態でも(しかもどの種類でも)いいのですが、自身がタップインなので結果的にこちらの方が遅いです。(訂正:向こうもタップインだった。)、かなり使いやすくなってます。タップインがどの程度無視できるかはデッキタイプによりますが、コモン構築ではどちらかと言うとクリーチャーデッキが多いので、そう考えると微妙ですね。少なくとも緑込みなら使わないでしょう。
(一般の構築でも多分使われないでしょうね。ギルドランドやペインランドがあるので。)
緑以外の色なら使う可能性ありかもしれませんが、棲み家と同じで初手にこれを複数引いた場合面倒なので、採用するとしても2枚程度でしょう。また黒や白はダブルシンボルも多い(《悪臭のインプ/Foul Imp(9E)》、《弱体化/Enfeeblement(9E)》、《歴戦の騎兵/Veteran Cavalier(9E)》など)ので、こういう2色同時に出てしまうのは逆に使いづらそうですし。ラヴニカ後のコモン環境がどうなるかまだ分かりませんが。

アーティファクトの方ですが、こちらは普通に期待できそうです。ちゃんとマナ加速になっていますし、タップインでもありません。コモン構築ではペインランドがないのでフィルターの重要性はさほど高くないですが、マナの加速と安定が出来る無色のカードは緑以外にとっては貴重です。どうせミラディン・ブロックが落ちたらコモン構築でアーティファクト破壊なんて誰も使いませんし。(せいぜい《かまどの神/Hearth Kami(CHK)》くらい?)
普通の構築でも結構いけるんじゃないかと思ってるんですが、まあその辺はラヴニカの全体像が見えてきてからですね。

オマケでもう1枚公開されているコモンのアーティファクトを。
Terrarion
(1)
アーティファクト
〜はタップ状態で場に出る。
(2), 〜を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに、好きな色の組み合わせのマナ2点を加える。
〜が場から墓地に置かれたとき、カードを1枚引く。

オデッセイの卵(《スカイクラウドの卵/Skycloud Egg(OD)》のサイクル)の全対応版って感じですね。タップインですが、どうせ出してすぐ使うとかあまり無いでしょうからその辺はスルーで。
マナ安定と同時にドローが出来るので、ラヴニカでまだ登場しない組み合わせの多色デッキを作るに際し重宝するかもしれません。作るかどうかがそもそも問題ですが、ひょっとしたら緑を含まない3色デッキとかも可能かもしれませんし。
ドローが能力の付属ではなくて普通に壊された時も誘発というのがちょっと便利。

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